--エマーソン名言集--
(Ralph Waldo Emerson ラルフ=ウォルドー―)アメリカの思想家、詩人。ピューリタニズムとドイツ理想主義の流れをくみ、超絶主義を唱えた。
代表作「自然論」「エッセイ集」「偉人論」など。(1803〜1882)


・氷の上をすべるには、スピードを出すほうが安全だ。
―「随筆集」―

 

・互いに許しえない唯一の罪は意見の相違である。
―「社会と孤独」―

 

・全ての偉人は中流階級から輩出する。
―「代表的人物」―

 

・もしも諸君が奴隷の首の回りに鎖をかけるならば、
鎖の一方の端は諸君自身の首の回りにからみつくだろう。

 

・教育の秘訣は生徒を尊敬することにある。
―「講和と伝記のスケッチ教育」―

 

・教養の勝利は国民性を圧倒し去ることである。
―「講演集」―

 

・恐怖はつねに無知から発生する。
―「アメリカの学者」―

 

・この世で幸福以上の何かを求める人は、
幸福の分け前にあずからなくとも、不平を言ってはならない。
―「随筆集」―

 

・全体というのは、一個人の拡大された影である。
―「随筆集」―

 

・われわれは一人で世の中を歩いている。
われわれが望むような友達は夢であり、寓話である。
―「随筆集」―

 

・生活は簡素に、思想は高く。
―「語録」―

 

 

・尊大な人物は絶えがたいほど利己的である。

 

・他人のために生きることは容易である。誰でも皆していることである
―「随筆集」―

 

・人間はみな、発見の航海の途上にある探究者である。
―「講演雑録」―

 

・種を蒔けば刈り取らなければならない。人を殴れば苦しまねばならない。
人に善をなせば、君も善をなされるであろう。
―「随筆集」―

 

・靴屋は素晴らしい靴をつくるが、それは彼が他に何もつくれないからである。
―「書簡と社会目的」―

 

・自分自身の思想を信じ、自分にとって真実であるものを信じ、
自分の心で万人の真実を信じるものが天才である。
―「随筆集」―

 

・文明とは何か?素晴らしい女性の力だ、と私は答える。
―「雑録―女性」―

 

・文明人は鉄道客車をつくったが、自己の足を使うことを失った。
―「随筆集」―

 

・同じことを知る人達は、もはやお互いに最良の友ではない。
―「代表的人物―偉人達の効用」―

 

・悲壮感は第三者の目に映り、苦しむ者の心にはない。
―「知性の自然史」―

(21-04/09/30)



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