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【-芸術について-】


芸術……鑑賞の対象となるものを人為的に創造する技術。
空間芸術(建築・工芸・絵画)、時間芸術(音楽・文芸)、総合芸術(オペラ・舞踊・演劇・映画)など。



・芸術家よ、創れ。しゃべるな。
byゲーテ

 

・芸術はそれ自身目的ではない。人間を表現するための手段である。
byムソルグスキー(露:1839-1881:作曲家)

 

・音楽が何のために存在するかさえご存知ないらしい。
勉強や日々の仕事が終わった後、疲れた人の心を慰め元気づけるために音楽はあるのではないか?
byシェイクスピア(英:1564-1616:劇作家.詩人)

 

・人生の謎、喜び、哀しみ、そして平安……。
こうした神秘的な経験を表現するのには、言葉よりも音楽のほうが適している。
幾千の言葉を重ねたところで、文学は音楽にはかなわない。
優れた音楽は、疲れた知性に清涼感を与え、そして悩める感情に慰めをもたらしてくれる。
byポール・プラントン

 

・モデルの瞳に感動したら瞳から描け。首筋に感動したら首筋から描くのだ。
そのとき、手や髪や足が画面からはみ出したっていいではないか。
左手が右手より長くなっても、ちっともかまわない。画面から感動が伝わってくるのは初心の感動があるかないかである。
by藤田嗣治(画家・彫刻家)

 

・音楽とは君自身の経験であり、君の思想であり、知恵なのだ。
もし君が、まことの生活を送らなければ、君の楽器はなにも真実の響きをもたないだろう。
byチャーリー・パーカー

 

・芸術とは鑑賞するものではない。共に生き、共に語らう人生の友である。
by小林秀雄

 

・芸術とは、自然が人間に映ったものです。大事なことは、鏡をみがくことです。
byロダン(仏・彫刻家)

 

・芸術はなぐさみの遊びではない。それは闘いであり、ものをかみつぶす歯車の機械だ。
byJ・F・ミレー(仏・画家)

 

・人間の心の奥底へ光を送ること――これが芸術家の使命である。
byシューマン(独・作曲家)

 

・芸術家は自分の芸術の犠牲にならなければいけない。
蜜蜂が自分の針に生命をかけるように、芸術家もそうでなければならない。
byR・W・エマーソン(米・詩人、思想家)

 

・芸術家は集団では育たない。アリじゃあるまいし。
若い芸術家志望者に必要なのは、孤独のうちに自分の問題と真正面から闘う
という特権―そしてたまには牛肉も少々―である。
byH・ミラー(米・小説家)

 

・芸術は、命令することができぬ。芸術は、権力を得ると同時に、死滅する。
by太宰治

 

 

・予が風雅は、夏炉冬扇のごとし。衆にさからひて、用ふるところなし。
by松尾芭蕉

 

・芸術とは目に見えるものを写すことではない。見えないものを見えるようにすることなのだ。
byクレー

 

・芸術は監督され、制限され、加工されることが多ければ多いほど自由になる。
byストラヴィンスキー

 

・鉄は赤く熱しているうちに打つべきである。花は満開のうちに眺むべきである。
私は晩年の芸術というものを否定している。
by太宰治

 

・太陽がないときには、それを創造することが芸術家の役割である。
byロマン・ロラン

 

・芸術のための芸術は美しいかも知れない。
しかし進歩のための芸術はもっと美しいのである。
byユゴー

 

・芸術に独創はいらない。生命が要る。
byロダン

 

・理解は感嘆にまさる。しかし製作は理解にまさる。
byアラン

 

・真の芸術家は、妻を飢えさせ、子供を裸足にし、七十歳になる母親に生活の手助けをさせても、
自分の芸術以外のことは何もしないのだ。
byバーナード・ショウ

 

・芸術は苦難と労苦の忍耐をもつ人間の魂に蓄えられた蜜である。
byドライザー

 

・芸術作品は、自然という火で料理し、思い出という貯蔵庫にしまい込み、
空想という黄金のつぼの中で三度暖め直して、器用な手で給仕され、
最後に、感謝の念をいだいて旺盛な食欲を持って平らげられるべきものだろう。
byブッシュ

 

・真の美というものは、真の知恵と同じく、大変簡明で誰にも分かりやすいものだ。
byゴーリキー

 

・他人を感動させようとするなら、まず自分が感動せねばならない。
そうでなければ、いかに巧みな作品でも決して生命ではない。
byミレー

 

・芸術は悲しみと苦しみから生まれる。
byピカソ

(27-07/08/11

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