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【-夫婦について-】




・よき夫は、男の義務をある程度果たしているに過ぎない。
よき妻は、女の義務を完全に果たしている。
byヘンリー・ケイムズ

 

・夫婦間において、「私のもの、お前のもの」という奇妙な区別を絶対に用いるべきではない。
これがあらゆる法律問題や訴訟や世界大戦の原因になっているからだ。
by J.テイラー(英・神学者)

 

・夫が妻に対して示す力は父親のような、友人のようなカであるべきだ。
権威をかさに着た、暴君じみた力であってはならない。
by J.テーラー

 

・幸せな夫婦の仲を引き裂く問題の一つに、次の休暇をどこで過ごすかという選択がある。
この国に必要なのは、山の中にある海である。
by ポール・スウィーニー

 

・夫婦は愛し合うと共に憎しみ合うのが当然である。
かかる憎しみを恐れてはならぬ。正しく憎み合うがよく、鋭く対立するがよい。
by坂口安吾『悪妻論』

 

・夫婦の社会では、それぞれの仕事で各自が相手を助け、あるいは相手を支配する。
だから、夫婦は対等だが、異なっている。彼等は異なるからこそ対等なのである。
byアラン『人間語録』

 

・真に結ばれている夫婦にとっては、若さの喪失ももはや不幸ではない。
共に年老いることの楽しさが年老いることの辛さを忘れさせてくれる。
byモロア

 

・夫婦や恋人同士の問題には決して口をだしてはいけない。
そこには世間の誰にも分からない、二人だけしか知らない一隅があるのだから。
byドストエフスキー

 

・簡単に言えば、夫婦というものは鎖で結ばれた徒刑囚なのだ。
だから夫婦は足並みをそろえて歩くようにしなければならない。
byゴーリキー

 

・男の義務と責任は子供のためにパンを得る仕事で終始するのだ。
女にとって男は、子供をつくって育てるための手段に過ぎないのだ。
byバーナード・ショウ

 

・たいていの男は、誰も自分の妻をさらってくれないことを嘆く。
byニーチェ

 

婚礼が終わって半年――亭主が語り、女房が聞く。
婚礼が終わって三年――女房が語り、亭主が聞く。
婚礼が終わって十年――亭主が怒鳴り、女房がわめく。それを隣の人が聞く。
by江戸小話

 

・あなたが妻について考えたことに、良心の呵責を決して感じるな。
彼女のほうがあなたについて、ずっと良くない事を考えている。
byジャン・ロスタン

 

・夫婦の仲というのは、あまり終始一緒にいると、かえって冷却するものである。
byモンテーニュ

 

 

・善良な夫は、決して夜早く寝ないし、朝は遅く目覚める。
byバルザック

 

・恋が消えなければ、夫婦の愛情は起こらない。
by田山花袋

 

・夫婦とは二つの半分になるのではなく、ひとつの全体になることだ。
byゴッホ

 

・夫を信頼し、夫を敬愛し、できるだけ多くのものを自分名義にしておきなさい。
byジョーン・リバース

 

・夫婦の愛情ってものは、お互いがすっかり鼻についてから、やっと湧き出してくるものなんです。
byオスカー・ワイルド

 

・一人の女は夫に幸福な二日を与える。彼が彼女と結婚する日と、彼女を埋葬する日。
byドイツの諺

 

・神様はこの世に男と女をお作りになった。悪魔がそれを夫婦にする。
byフランスの諺

 

・幸福な結婚というのは、婚約のときから死ぬまで、
決して退屈しない長い会話のようなものである。
byモーロア

 

・決して一か八かというきわどいところまで進んではいけない。
それが夫婦生活の第一の秘訣である。
byドストエフスキー

 

・よい妻というのは、夫が秘密にしたいと思っている些細なことをつねに知らぬふりをする。
それが夫婦生活の礼儀の基本である。
byサモセット・モーム

 

・料理のうまい女の亭主は生涯浮気をしない。
by梅田晴夫

 

・妻は若い夫にとっては女主人、中年の夫にとっては仲間、老人の夫にとっては乳母である。
byフランシス・ベーコン

 

・右のクツは左の足には合わない。でも両方無いと1足とは言われない。
by山本有三

 

・愛するものと一緒に暮らすには一つの秘訣がいる。すなわち相手を変えようとしないことだ。
byシャルドンヌ

(28-04/02/10

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