珠玉の格言集へ TOPへ

【-批評について-】




・批評家――理解できないことをののしる者。
byクウィンティリアヌス

 

・きわめて薄汚い小犬でも、致命傷を与えうる。つまり狂犬でありさえすればよい。
byヴァレリー

 

・批評家というのは、ハーレムに使える宦官のようなものだ。
どうするかは知っているし、毎日その実演も見ているが、自分じゃすることができない。
byB.F.ビーアン

 

・批評家をどう思うかと労働者作家に尋ねるのは、犬をどう思うかと電柱に聞くようなものだ。
byジョン・オズボーン(英・劇作家)

 

・人は誠実な批評よりも心にもないお世辞を好む。
byプラトゥス

 

・批評は易しく、芸術は難しい。
byデトゥーシュ

 

・批評家を喜ばせる必要はない。一般大衆が相手である。
byディズニー

 

・批評家というものは、文学や芸術の面で失敗した連中である。
byディスレーリ

 

 

・批評家が作家を侮辱する。人々はそれを批評という。
作家が批評家を侮辱する。人々はそれは侮辱だという。
byモンテルラン

 

・大衆はモノを書かない批評家である。
byヴォルテール

 

・民衆は「気に入った」とか「気に入らなかった」などと言う。
まるで、民衆に気に入ることが最も尊いことであるかのように。
byシューマン

 

・自分が書けなくとも悲劇をののしることはできる。自分でテーブルが作れなくても
悪いテーブルを作ったといって大工を叱ることが出来るであろう。
テーブルを作るのが自分の仕事ではないのだから。
byサミュエル・ジョンソン

 

・虻が刺したくらいでは、威勢よく走っている馬をとめることは出来ない。
byヴォルテール

 

慷慨死に赴くは易く、従容義につくは難し。
(国事を嘆き、批判することは易しいが、冷静に正道を歩むことは難しい)
by謝枋得

 

・率直なご意見を伺いたいとか、厳しくご批評下さいといいながら、内心ではただ称賛のことばを待っている。
率直に批評した者がそれによって憎まれなくても、より多く愛されることはまずありません。
byハイネ

 

・批評家とは、他人の思想について思考する人間である。
byサルトル

(15-04/09/10

珠玉の格言集へ 世界傑作格言集のTOPへ