珠玉の格言集へ TOPへ

【-親子について-】




・穴だらけでも我が家、ぼさぼさでも我が母。
byモンゴルの諺

 

・父母の心をもって我が心となし、父母の体をもって我が体とせよ。
by仮名草子

 

・子供の楽しみに対する敵はいつでも父か教師である。
by永井荷風[1879-1959](小説家)

 

・最も大切なものは みな ただ/太陽の光 野や山の緑/雨や川の水 朝夕のあいさつ/神への祈り そして母の愛
by河野進(詩人)

 

・親子だというても、親は親、子は子だ。その子の為に節を屈して子に奉公しなければならぬということはない。
         by福沢諭吉(1835-1901:教育者)

 

・国家と人類に対して、誰もができる最高の貢献とは、 多分子供を育てる事だろう。
byバーナード・ショー(1856-1950:英:劇作家、批評家)

 

・最低の父親は子供に感謝を要求する父親だ。
byニール(教育学者)

 

・父親が父親としての道を尽くさなかったとしても、 子供は子供としての道を行わなければならない。
by孔安国(前漢の学者):古文孝経序

 

・父親から息子へと贈られる豊かな遺産を受け継ぐのがいかに恵まれたこととはいえ、
普通若者にとって、世渡りの術とかけひき上手が、もらった財産より役に立つ。
byペロー童話集

 

・父親になることは難しくないが、父親であることは極めて難しい。
byW.ブッシュ(1832-1908:独:詩人、漫画家)

 

・親の節度は子供にとっての最大の教訓である。
byストバイオス『精華集』

 

・親に買い物を頼むな。本物のおもちゃと類似品のおもちゃとを見抜く目は親にはない。
byマーフィーの法則

 

・親にとって、子供はいつまでも子供である。 たとえ、子供が白髪になっても
byジャネット・リー

 

・お母さん、あなたは僕をとても愛していて、僕をあなたのポケットに入れたがっている。
そしてそのポケットの中では、僕は息が詰まって、死んでしまうんです。
byD.H.ロレンス

 

・母性愛なんて言いますが、自分の子供のことしか考えないようなものは、
動物と変わるところがないじゃありませんか。
by山本有三

 

・二人の人に会う。一人は老人、一人は若者。そして二人並んで歩きながら
互いに何の話題も見出しえないでいる場合、自分は知る。それが父と子であることを
出典不明

 

・花嫁の悲しみは三週間であった。姉妹の悲しみは三年であった。
だが母親は、疲れて墓場に横たわるまで悲しみ続けた。
byシャミッソー

 

・海よ、僕らの使う文字では、お前の中に母がいる。
そして母よ、フランス人の言葉ではあなたの中に海がある。
by三好達治

 

・子供はすべての慰めになる。子供を持っているという悩みを除いては。
byイポリット・テーヌ

 

・子供の楽しみに対する敵はいつでも父か教師である。
by永井荷風

 

・たはむれに 母を背負いて そのあまり 軽きに泣きて 三歩あゆまず
by石川啄木「一握の砂」

 

・世の中に 思ひあれども 子をこふる 思ひにまさる 思ひなき哉
(世の中に感情、もの思う心はいろいろあるけれども、親が子を思いやる心以上に強く美しいものはない)
by紀貫之

 

・母親は息子と友人が成功すると妬む。母親は息子よりも息子の中の自分を愛しているのである。
byニーチェ

 

・子供は、両親が家で話すことを街でしゃべる。
by「ユダヤ教典」

 

・父親の価値は死んだあとでわかる。塩の価値はなくなってみるとわかる。
byタミル族のことわざ

 

・僕がお父さんを愛しているとすれば、
それは僕のお父さんだからというわけじゃなくて、僕の友達だからなんだ。
byルナール

 

・母親は少年を一人前の男に仕上げるのに二十年かかる。
また、別の女性はその少年を二十分でバカに仕上げる。
byロバート・フロイス

 

 

・婦人は感情のために左右されやすい。しかし母となったら、子供達の間に感情の差をつけてはならない。
byブランキー

 

・娘の恋は母にとっては死である。
byドストエフスキー

 

・よりかかるべき人ではなく、よりかかることを不必要にさせるべき人。それが母である。
byD・C・フィシャー

 

・一人の父親は、百人の校長に勝る。
byハーバート

 

・どんな父親でも手加減して子をなぐる。
byラ・フォンテーヌ

 

・幼児を抱いた母親ほど見る目に清らかなものはなく、
多くの子に取り囲まれた母親ほど敬愛を感じさせるものはない
byゲーテ

 

・母親の涙には、化学で分析できない深く尊い愛情がこもっている。
byファラデー

 

・母の涙は子の不平を洗い去る。
byアレクサンダー大王

 

・子供の将来はその母の努力によって定まる。
byナポレオン

 

・自分自身に欠けていたものが息子に実現されるのを見ようとするのは、全ての父親の敬虔な願いである。
byゲーテ

 

・天地のあらゆる動物において、犬から人間の女に至るまで、母親の心は常に崇高なものである。
byアレクサンドル・デュマ

 

・神様はどこにでもいるというわけにはいかなかった。そこで神様は母親をつくり給うた。
byユダヤの俚諺

 

・母さんが一番よく知っている――こうした母の態度こそ、若い娘を半狂乱にさせやすいものだ。
byR・カール

 

・かつて戦われた一番勇ましい戦い。どこでいつ戦われたのかをお話しましょうか。
世界地図を探してもあなたはそれを見つけますまい。それは母親達によって戦われた戦いなのです。
byヨワキン・ミラー

 

・息子は妻をめとるまでは息子である。しかし娘は母親にとって一生涯娘である。
byトーマス・フラー

 

・あなたの娘が結婚に成功すれば、一人の息子を持ったことになる。
しかし成功しなければ娘を失ったことになる。
byフランシス・クルーワーズ

 

・娘の美しさは父親にとってこの上ないものである。
息子はより秀でた魂を宿していても、思いやりと情愛の深さでは娘に劣る。
byエウリピデス

 

・自分の息子から手を振り上げられるような父親は、すべて罪は父親にある。
親に向かって手を振り上げるような息子をつくったという点で。
byペギー

 

・両親ほど最も自然にして最も好適な教育者はいない。
byヘルバルト

 

・子供を父や母に結びつけていた絆は決して切れることはないけれども、それはゆるむのである。
byローレンス

 

・女は弱し、されど母は強し。
byユーゴー

 

・子供は父母の行為を映す鏡である。
byスペンサー

 

・子供を不幸にする一番確実な方法は、
いつでも、なんでも手に入れられるようにしてやる事である。
byルソー

 

・親が子に対する愛情こそはまったく利害を離れた唯一の愛情である。
byモーム

 

・親であるということは一つの重要な職業だ。
だがいまだかつて、子供のためにこの職業の適性検査が行われたことはない。
byバーナード・ショウ

 

・人生の悲劇の第一幕は、親子となったことに始まっている。
by芥川竜之介

 

・古来いかに大勢の親はこういう言葉を繰り返したであろう。
「私は結局失敗した。しかし、この子だけは成功させなければならぬ」
by芥川龍之介

(54-06/10/16

珠玉の格言集へ 世界傑作格言集のTOPへ