【-悲しみについて-】
・悲しみは雷雲に似ている。遠方から見ればそれは真黒であり、頭上にくればほとんど灰色である。
byジャン・ポール・リヒター
・目がまわっても、逆にまわれば治る。死ぬほどの悲しみも別の悲しみで癒える。
byシェイクスピア
・悲しみがまだ生々しいとき、それを紛らわそうとするあらゆる試みは、
単に当人をイライラさせるだけだ。
byジョンソン
・悲しみは賢者の教師であるに違いない。なぜなら悲しみは知識だから。
byバイロン
・なぜ我々は我々の悲しみを予期しなければならないのだろうか。
それは死の恐怖のために死ぬ人間と同然である。
byJ・ダンハム
・覚えていて悲しんでるより、忘れて微笑んでいるほうがいい。
byクリスティナ・ロセッティ
・誰の人生にも雨は降る、暗く悲しい日がある。
byロングフェロー
・時の翼に乗って悲しみは飛び去る。
byラ・フォンテーヌ
・尺取虫の縮むのも伸びんがため。
by日本の諺
・私は知っている、悲しみの後にはいつも喜びが来ることを。
byアポリネール
・そう、当事者以外の者にはどんな悲しみも我慢できるものだ。
byシェークスピア
・花嫁の悲しみは三週間だった。姉妹の悲しみは三年だった。
母親は疲れて墓場に横たわるまで、悲しみつづけた。
byシャミッソー
・悲しまなければ、精神的な発育が止まる。
by稲垣足穂
・夜になって星が輝き始めるのは、悲しみが我々に真実を示してくれるのに似ている。
byベイリー
・悲しんでいる人は幸いである。彼らは慰められるであろう。
by「聖書」
・雲や嵐がなければ、いかなる虹もありえない。
byJ・H・ヴィンセント
・悲しみの道、しかもその道だけが悲しみを知らざる国に通じている。
byウィリアム・クーパー
・会って、知って、愛して、そして別れてゆくのが、幾多の人間の悲しい物語である。
byコールリッジ
・悲しみのための唯一の治療は、なにかをすることだ。
byG・H・ルーイス
・幸福は体にとってはためになる。だが、精神の力を発達させるのは悲しみだ。
byM・プルースト
・極端な悲しみは長くは続かない。
悲しみに打ち負かされてしまうか、それに慣れてしまうかどちらかである。
byメタスターシオ
（21-02/10/18）