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50音別格言集■新着・未整理■

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=目次= =新着未整理2=

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--新着・未整理--

 

・恋愛においては、あまり好きにならないことが、 好きにならせる確実な方法である。
byラ・ロシュフーコー

・私は彼を深く愛している。彼と一緒ならどんな死にも耐えられる。しかし、一緒でなければ、たとえ生きていても生きていることにはならない。
byミルトン「失楽園」

・僕はおまえが好きだった。そして今でも好きなんだ。たとえ世界が木っ端微塵になったとしても、その残骸の破片から、恋の想いは炎となって燃え上がる。
byハイネ『歌の本』

・愛は説明を必要としないものだ。何度も気持ちを説明しあう恋人同士は、すでに離れているか、離れかかっている。
byA.フロサール

・愛されないということは不運であり、愛さないということは不幸である。
byアルベルト・カミュ

・良い結果をもたらす嘘は、不幸をもたらす真実よりいい。
byペルシアの諺

・一つの嘘は嘘である。二つの嘘も嘘である。三つの嘘は政治である。
byユダヤの諺

・芸術とは、最も美しい嘘のことである。
byドビュッシー

・真実には特定の時などない。真実はどんな時代にも真実である。
by A.シュヴァイツァー

・ある真実を教えることよりも、いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。
by J.J.ルソー

・愛する者に欺かれている方が、時として真実を知らされるより幸福である。
byラ・ロシュフーコー

・誰かが危険を冒してでも世界に真実を投げかければ、世界は静聴してくれると信じよう。間違ってはいない。後悔することはない。世の中には、否定的な事実が溢れているけれども、不可能な夢の神話は、すべての史実より強い。
byロバート・フルガム

・真実味のある言葉は美しくなく、美しい言葉には真実味がない。
by老子

・喜ばず、憎まず、悲しまず、期待せず、善行も悪行も捨てて、誠信を捧げよ。善と悪とを捨てよ。真実と虚偽を捨てよ。両者を捨てて、その捨てたという思いも捨てよ。
byインドの聖典

・真理を知らない者はただの馬鹿者です。だが、真理を知っていてそれを虚偽という者は犯罪人だ。
by B.ブレヒト

・私はその人柄の中に老人的なものを幾らか持っている青年を好ましく思う。同じように青年的なものを幾らか持っている老人を好ましく思う。このような人柄の人間は体が年を取っても心が老いる事は決してない。
byキケロ

・人は信念とともに若く、疑惑とともに老いる。人は自信とともに若く、恐怖とともに老いる。希望ある限り若く、失望とともに老い朽ちる。
byサミュエル・ウルマン

・私は早く死にたい。私は老人になりたくない。
byバイロン

・この年になると希望なんてあるわけがないよ。瞬間瞬間を生きている。だけど時に人生には素晴らしい瞬間もある。
by映画『ライムライト』

・少年が幸福なのは、何も知らないためであり、老年が惨めなのは、全て知っているためである。
byシャトーブリアン

・真理はつねに迫害に打ち勝つという格言は、実際、あのほほえましい虚偽にすぎない。つまり、人から人へと口真似されて、ついには決まり文句になるが、あらゆる経験によって反駁されるあの虚偽である。歴史は、真理が迫害によって踏みにじられた実例に満ちている。
byジョン・スチュアート・ミル「自由論」

・我々は過去への思い出によってではなく、未来に対する責任によって賢くなるのである。
byバーナード・ショー

・歴史はまず悲劇として演じられ、次に喜劇として繰り返される。
byJ・エリュル

・歴史家が確実に予想するのは過去のことだけである。
byP・ショーニュー

・我々は、我々の歴史の中に我々の未来の秘密が横たわっていることを本能的に知る。
by岡倉天心

・あらゆる歴史は、天国と地獄の両極端の間にある世界の振動の記録に過ぎない。一期間というのは、その振り子の一振りに過ぎないのに、各時代の人々は、世界が常に動いているので、進歩しているのだと思っている。
byバーナード・ショー

・私を処罰せよ。それは問題ではない。歴史は私に無罪を宣告するであろう。
byカストロ

・他人に対しても自分に対しても親切であること。人の生きるのを助け、自分自身の生きるのを助けること。これこそ真の思いやりである。
by E.アラン

・親切は社会を結びつけている黄金の鎖である。
byドイツの諺

・親切で付き合いやすい人間は、能力はあるが付き合いにくい人間より貴重である。
byカリン・アイルランド

・愛するとは、誰かに親切を施したいと望むことである。
byトマス・アクィナス

・他の親切は、その当時にこそ余計なお世話に見えるが、後になると、もういっぺんうるさく干渉してもらいたい時期が来るものである。
by夏目漱石

・親切にしなさい。 あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。
byプラトン

・良い判断は無分別な親切に勝る。
byアイソポス

・人が自分に施してくれた恩恵は忘れてはならないが、自分が他人に施した恩恵は忘れなくてはならない。
by『戦国策』

・人殺しを許す慈悲は人殺しを育てるに等しい。
byシェイクスピア「ロミオとジュリエット」

・幸福になる義務ほど過小評価されている義務はない。幸福になることで、人は世間に匿名の慈善を施している。
byスティーブンソン

・他人の恩義は、そのお返しが出来ると思っているうちは嬉しいが、到底その力もないとなると、感謝より憎悪で報いたくなるものである。
by C.タキトゥス

・暴力を通して諸君は諸君を憎む相手を殺すことが出来るかもしれないが、それで憎しみ自体を殺すことにはならない。事実、暴力は憎しみを増すだけである。憎しみはそのまま残る。暴力に対して暴力を持って報いれば、暴力は増加するだけであって、それはすでに星の輝かない夜により深い暗闇を付け加えることに等しい。
by M.L.キング

・暴力は正義すらも不正に行う。
byカーライル

・世界の運命を暴力によって蹂躙(じゅうりん)させないたった一つの方法は、 自分自身、あらゆる暴力を肯定しないことだ
by マルタン・デュ・ガール

・暴力は自分の権力を回復したがっているものに対しては有効である。しかし、暴力の意義はそれだけに尽きるものであって、それ以上は、影響と実例が物を言う。
byレーニン

・私は暴力に対して一つの武器しか持っていなかった。それは暴力だ。
byサルトル「歯車」

・暴力はむしろ道徳的なものである。というのは、それによって我々が48年かけてもできなかったことを、わずか48時間でやってのけたのだから。
byムッソリーニ(ファシスタ政権樹立の処女演説)

・鉄は人間を殺さない。殺すのは手である。その手は心に従う。
byハイネ「ルテチア」

・馬上に居て之を得たるも、寧(いずく)んぞ馬上を以て之を治むべけんや。
(武力で勝ち取っても、武力で治めることはできない)
by司馬遷編「史記」

・お前の推測する義務とは、お前がそれを推測した瞬間からお前を束縛する。
byアミエル

・何はともあれ、我々は我々の畑を耕さねばなりません。
byヴォルテール

・優れた人とは、自分の義務を完全に果たす人である。
byE.イオネスコ

・自らの義務を果たした、という意識を持てたらそれで満足せよ。――他人がそれを認めようと認めまいと。
byC.M.ヴィーラント

・義務が権利を作り出すのであって、権利が義務を作り出すのではない。
byシャトーブリアン

・批評家――理解できないことをののしる者。
byクウィンティリアヌス

・きわめて薄汚い小犬でも、致命傷を与えうる。つまり狂犬でありさえすればよい。
byヴァレリー

・ある者は明日に、他の者は来月に、さらに他の者は十年先に希望をかけている。誰一人として、今日に生きようとする者がいない。
byルソー(仏・哲学者)

・今日という一日を感謝をすると、明日はもっと素晴らしい一日がやってくる。
by凰宮天恵

・食べて飲んで楽しく過ごすのだ。明日のダイエットに備えて。
byメーラ・ゼラバック

・明日は、明日はと言ってみたところで、そんな明日は何時まで待っても来やしない。今日はまた、瞬く間に通りすぎる。
by島崎藤村

・今が最善だと思っても、それは今日の最善であり、明日の最善ではない。物事は日々進歩している。
by松下幸之助

・言葉というものがあるのを初めて悟った日の晩、ベッドの中で私は嬉しくて嬉しくて、このとき初めて早く明日になればいいと思いました。
byヘレン・ケラー

・良い結果をもたらす嘘は、不幸をもたらす真実よりいい。
byペルシアの諺

・一つの嘘は嘘である。二つの嘘も嘘である。三つの嘘は政治である。
byユダヤの諺

・芸術とは、最も美しい嘘のことである。
byドビュッシー

・真実には特定の時などない。真実はどんな時代にも真実である。
by A.シュヴァイツァー

・ある真実を教えることよりも、いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。
by J.J.ルソー

・愛する者に欺かれている方が、時として真実を知らされるより幸福である。
byラ・ロシュフーコー

・私はその人柄の中に老人的なものを幾らか持っている青年を好ましく思う。同じように青年的なものを幾らか持っている老人を好ましく思う。このような人柄の人間は体が年を取っても心が老いる事は決してない。
byキケロ

・人は信念とともに若く、疑惑とともに老いる。人は自信とともに若く、恐怖とともに老いる。希望ある限り若く、失望とともに老い朽ちる。
byサミュエル・ウルマン

・私は早く死にたい。私は老人になりたくない。
byバイロン

・この年になると希望なんてあるわけがないよ。瞬間瞬間を生きている。だけど時に人生には素晴らしい瞬間もある。
by映画『ライムライト』

・少年が幸福なのは、何も知らないためであり、老年が惨めなのは、全て知っているためである。
byシャトーブリアン

・誰かが危険を冒してでも世界に真実を投げかければ、世界は静聴してくれると信じよう。間違ってはいない。後悔することはない。世の中には、否定的な事実が溢れているけれども、不可能な夢の神話は、すべての史実より強い。
byロバート・フルガム

・真実味のある言葉は美しくなく、美しい言葉には真実味がない。
by老子

・喜ばず、憎まず、悲しまず、期待せず、善行も悪行も捨てて、誠信を捧げよ。善と悪とを捨てよ。真実と虚偽を捨てよ。両者を捨てて、その捨てたという思いも捨てよ。
byインドの聖典

・真理を知らない者はただの馬鹿者です。だが、真理を知っていてそれを虚偽という者は犯罪人だ。
by B.ブレヒト

・ああ、自分のようなものでも、どうかして生きたい。
by島崎藤村

・人生は我々に期待どおりのものをくれるが、それは意外なところで、意外な方法で、意外な時に行われる。
byA.ファーブル=リュス

・私は人生をあまりにも重要なものと思っているので、真面目にその話をすることができない。
byオスカー・ワイルド

・人生は、飽食か飢餓のどちらかだ。
byスーザン・ウォルバートス

・レストランで何を注文しても、人が頼んだもののほうが絶対によく見える。
byポーリーナ・ボース―ク

・人生は落丁の多い書物に似ている。一部を成すとは称しがたい。しかし、とにかく一部を成している。
by芥川龍之介

・人生は時には難破船としか思えないことがあるが、その破片が友情や栄光や恋愛である。我々の生存中に流れる時間という岸は、これらの遺棄物でいっぱいである。
byスタール夫人(仏・作家)

・もろもろの事物のうえに張られた成長する輪の中で、私は自分の生を生きている。おそらく私は最後の輪を完成させることは出来まい。だが、私はそれを試みたいと思っている。
byリルケ(独・詩人)

・他人の生活と比較することなく、君自身の生活を楽しめ。
byコンドルセ

・ああ、滅びるものは滅びよ。崩れるものは崩れよ。そして運命に壊されぬ確かなものだけ残ってくれ。私はそれをひしとつかんで墓場に行きたいのだ。
by倉田百三

・人が結婚するのは誰かを"見つけた"からではない。結婚は宝探しではないのだ。それはむしろ椅子取りゲームに似ている。独身であることの音楽がストップする時、どこであれ人はそこに座るのだ。
byローリー・ムーア『アナグラム』

・金が有り余るとロクなことがない。女は男と苦労するのが一番幸せだ。
by映画『マクリントック』

・結婚した男は、金銭の問題を別としても、必ず相手に一つの贈り物を与えたことになる。なぜなら彼女は生命にかけて結婚を欲していたのだし、彼の方は、あまりそれを欲していなかったのだから。
byモンテルラン

・人は間違った理由で結婚し、正しい理由で離婚する。
by宮本美智子

・結婚するのも幸せだし、結婚しないのも幸せだ。どっちにも人間としての喜びがある。
by武者小路実篤『幸福者』

・芸術は技芸ではなく、芸術家が体験した感情の伝達である。
byトルストイ

・芸術は、盗作であるか革命であるか、そのいずれかだ。
byゴーギャン

・芸術は使命は、自然を模倣することではなくて、自然を表現することである。
byバルザック

・いかなる自然も芸術に劣らず。芸術の仕事は全て自然の物事を真似ることなり。
byアウレリウス

・人生は生きるに値するということが、あらゆる芸術の究極の内容であり、慰めである。
byへルマン・ヘッセ

・幸福になる必要なんかありはしないと、自分を説き伏せることに成功したあの日から、幸福がぼくのなかに棲みはじめた。
byアンドレ・ジイド『新しき糧』

・なぜいつも遠くへばかりいこうとするのか?見よ、よきものは身近にあるのを。ただ幸福のつかみかたを学べばよいのだ。幸福はいつも目の前にあるのだ。
byゲーテ

・幸せとは「瞬間」的なものだ。ほとんど毎日、幸せな瞬間なら、少なくとも一度はある。
byメイ・サートン

・幸せとは欲しいものを得たり、なりたいものになったり、したいことをしたりするところから来るものではなく、今得ているもの、今していることを、あなたが好きになるところから生まれる。
byトリーチェ

・幸福は遠くの未来にある限り光彩を放つが、つかまえてみると、もうなんでもない。幸福を追っかけるなどは、言葉のうえ以外には不可能なことである。
byアラン「幸福論」

・この世で幸福以上の何かを求める人は、幸福の分け前にあずからなくとも不平を言ってはならない。
byエマーソン

・子供達に囲まれて人生の最後の時を迎える人を私は幸福だと思う。
byグリルパルツァー

・幸福は対抗の意識のうちにはなく、協調の意識のうちにある。
byジイド「文学と倫理」

・我々がなんらかの幸福を失うことが出来る限りは、なんらかの幸福を持っているわけである。
byターキントン「未来へ向かって」

・駄目な男というものは、幸福を受け取るに当たってさえ、下手くそを極めるものである。
by太宰治「貧の意地」

・誰かを愛することは、その人に幸福になってもらいたいと願うことである。
by T・アクイナス

・幸福に恵まれるために知恵はいらない。しかし、この幸福を活かすためには知恵がいる。
byユダヤの諺

・ああ、もし私に幸福になりうる力があれば、今の悲しみや災難などは何でもありません!私は一本の木の側を通り過ぎる時、それを見ることによって、幸福を感じない人の気持ちが分かりかねます。
byドストエフスキー

・喜べ!喜べ!人生の事業、人生の使命は喜びだ。空に向かって、太陽に向かって、星に向かって、草に向かって、樹木に向かって、動物に向かって、人間に向かって喜ぶがよい。
byトルストイ

・人間にとって、最大の幸福とは何か。それは、新しい発展に参加することだ。
byガガーリン

・人間は永遠の不正に対して闘うために正義を肯定すべきであり、世界の不幸に対して抗議するために幸福を創造すべきである。
byアルベルト・カミュ

・人は幸福を求めて放浪するが、幸福はつねにごく身近に、私達の手の届くところに見いだされる。
byブルワー

・君が考えること、語ること、すること、その3つが調和しているとき、そのときこそ幸福はきみのものだ。
byマハトマ・ガンジー

・幸福になれるチャンスがいくらあったところで、それを活用できる頭が無ければ、どうしようもない。
byへーベル

・幸福を外に求めるのは、知恵を他の人の頭に求めるよりも、もっと無駄だ。本当の幸福は、自分の心にあるのだ。日が昇っても、目を閉じれば暗夜と同じ、空は晴れても濡れた着物を身につけていれば、雨天よりも気持ち悪い。
byメーテルリンク

・一番幸せなのは、幸福なんて特別必要でないと悟ることです。
byウィリアム・サローヤン

・お母さん、教えていらっしゃるあなたがまっすぐ歩いてください。そうしたらあなたを見てそうなりたいと思うでしょう。
byイソップ

・この瞳を、どうしてにごしてよいものか!
by壷井栄

・子供の教育について最悪の間違いは、親や教師が、誤った道にさまよっている子供らに向かって、悪い結末を予言してやることである。
byA・アドラー

・子供は食う権利がある。子供は遊ぶ権利がある。子供は寝る権利がある。子供は叱られる権利がある。……ところが本当に子供を叱る人が少なくて、怒る人が多いのである。
by賀川豊彦

・昨日の思想によって子供を縛るのは教育ではなく訓練である。明日の思想によって子供を縛るのもまた教育ではなくて訓練である。教育は訓練ではない。創造である。
by野村芳兵衛

・私たちの最大の希望は、とにかく子供たちである。未来という思い課題を現に担っている子供達は、重苦しい過去という遺産に圧しつぶされてはならない。
by米国対日教育使節団

・遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん 遊ぶ子供の声聞けば わが身さえこそ揺るがるれ
by後白河法皇

・本当によく遊ぶ子供はよく学ぶ。今学ばなくてもやがてはきっとよく学ぶ。
by野村芳兵衛

・教えることのできない子供というものはない。あるのは子供達にうまく教えられない学校と教師だけである。
byM・アドラー

・生徒の才能を軽視するよりも、むしろ過大視したほうがよい。その方が生徒を謙虚にするからである。
byジンメル

・教育は科学であってはなりません。それは芸術でなければならないのです。
byシュタイナー

・教育の過程はそれ自体を超えるいかなる目的ももっていない。すなわちそれはそれ自体の目的なのだ。
byデューイ

・教育は「自然の理性化」である。
by篠原助市

・教育とは「文化の個性化」である。
by城戸幡太郎

・教育の目標は、機会均等より学習成果の平等である。
byB.ブルーム

・幾何学(きかがく)者にも天文学者にも科学者にもなりたいわけではない大衆は、すべて基本の科学のそれぞれの主要諸観念を耐えず同時的に求めている。
byコント

・人はただ特殊な諸項目を学習するだけでなく、その学習によって学習のしかたを学習する。
byブルーナー

・教えるとは 希望を語ること/学ぶとは 誠実を胸に刻むこと
byアラゴン

・日本の子供には、もっと孤独を教えないと、思想は生まれませんね。
by川端康成

・人生はチャンスだ。結婚もチャンスだ。恋愛もチャンスだと、したり顔して教える苦労人が多いけれども、私はそうではないと思う。私は別段、例の唯物論的弁証法に媚びるわけではないが、少なくとも恋愛は、チャンスではないと思う。私はそれを意思だと思う。
by大宰治

・愛は、この世に存在する。きっと、ある。見つからぬのは愛の表現である。その作法である。
by太宰治

・恋愛論を得意気に語る奴には、恋人がいない。
byマーフィーの法則

・その人が好きなのか?それとも、とりあえず人並みに「恋人のいる私」でいたいのか?
by伊藤守「恋の法則100」

・もしも人から、なぜ彼を愛したのかと問い詰められたら、「それは彼が彼であったから、私が私であったから」と答える以外には、何とも言いようがないように思う。
byモンテーニュ「エセー」

・恋愛というものは常に一時の幻影で、必ず亡(ほろ)び、さめるものだ、ということを知っている大人の心は不幸だ。
by坂口安吾

・もしクレオパトラの鼻がもっと低かったなら、世界史の表情は変わっていただろう。人間のむなしさを知ろうとするなら、恋愛の原因と結果とをよく眺めるがよい。
byパスカル

・愛することによって失うものは何もない。しかし、愛することを怖がっていたら、何も得られない。
by B.d.アンジェリス

・一人を失ったからといって嘆くことはない。男と女は半分ずついるのだから。
by礼記・後漢書

・恋をすることは苦しむことだ。苦しみたくないなら、恋をしてはいけない。でもそうすると、恋をしていないことでまた苦しむことになる。
byウディ・アレン

・恋という奴は一度失敗してみるのもいいかも知れぬ、そこで初めて味がつくような気がするね。
by若山牧水「書簡」

・恋の喜びが結局悲しみをもたらすということは、もういろいろな女の例ではっきりしているんですもの。私は恋も悩みも両方捨てますから、悪いことも起こらないでしょう。
by『ニーベルンゲンの歌』

・朝起きる時は「今日も会えないだろう」と思い、寝る時には「今日も会えなかった」と思うのです。長い長い毎日に、幸福な時は片時もありません。全ては物足りなさ、全ては後悔、全ては絶望です。
byラクロ『危険な関係』

・犬が人間にとって本当にかけがえのないもの、生の同伴者といった存在になるのは、犬が老い始めてからだ。
by中野孝次

・私が猫と戯れている時、私が猫と遊んでいるのだろか、それとも猫が私と遊んでいるのだろうか。
byモンテーニュ

・夕方、私は千匹のハエを殺した。それなのに、早朝、私は一匹のハエに起こされた。
byゲーテ

・動物園:動物が人間の習性を観察するために作られた施設。
byハーフォード

・一番大きな愛は母親の愛、次は犬の愛、次は恋人の愛
byポリッシュ

・よき夫は、男の義務をある程度果たしているに過ぎない。よき妻は、女の義務を完全に果たしている。
byヘンリー・ケイムズ

・夫婦間において、「私のもの、お前のもの」という奇妙な区別を絶対に用いるべきではない。これがあらゆる法律問題や訴訟や世界大戦の原因になっているからだ。
by J.テイラー(英・神学者)

・夫が妻に対して示す力は父親のような、友人のようなカであるべきだ。権威をかさに着た、暴君じみた力であってはならない。
by J.テーラー

・幸せな夫婦の仲を引き裂く問題の一つに、次の休暇をどこで過ごすかという選択がある。この国に必要なのは、山の中にある海である。
by ポール・スウィーニー

・夫婦は愛し合うと共に憎しみ合うのが当然である。かかる憎しみを恐れてはならぬ。正しく憎み合うがよく、鋭く対立するがよい。
by坂口安吾『悪妻論』

・夫婦の社会では、それぞれの仕事で各自が相手を助け、あるいは相手を支配する。だから、夫婦は対等だが、異なっている。彼等は異なるからこそ対等なのである。
byアラン『人間語録』

・いつまでも人を恨んでいてはならない。あなたが恨んでいる人は、人生を楽しんでいる。
byハケット

・敵のため火を吹く怒りも、加熱しすぎては自分が火傷する。
byシェークスピア

・怒りの結果は、怒りの原因よりはるかに重大である。
byマルクス・アウレリウス

・汝を傷つけた人間は、汝より強い者か弱い者かのどちらかである。もし弱い者であれば、その者を許しなさい。もし強い者であれば、汝自身を許しなさい。
byセネカ

・あなたの敵を許しなさい。しかし、絶対に名前を忘れてはなりません。
byジョン・F・ケネディ

・過去を忘れ、心から怒りを消し去れ。どんな強い人間もそんな重荷に耐え続けることは出来ない
byチェロキー族の格言

・一見して人生には何の意味もない。しかし一つの意味もないということはあり得ない。
byアインシュタイン

・素晴らしい人生、それは青年時代に考えたことが壮年になってから実現されることである。
by A.d.ヴィニー

・人生は短い。たとえ、それを長いと思って過ごしている人たちにとっても。
by A.モーロア

・我々は矛盾だけで生きている。そして矛盾ゆえに人生は悲劇であり、勝利も勝利の望みもない永久の闘争である。人生は矛盾なのである。
byウナムーノ

・我々が誕生の日の受け取る人生は真の人生の前渡しに過ぎず、真の人生は我々が一人で見つけねばならない。
byP.ギュット

・私は儀礼上人生を受け入れる。永久の反乱は自殺の崇高さと同様に悪趣味だからである。
byE.M.シオラン

・我々の人生が素晴らしく、またうまく生きられるには、我々がそれをはっきりと理解していたかどうかが重要なのではない。ともすれば、我々が軽蔑しがちな方面から生活が豊かになることが多いのである。
byテイヤール・ド・シャルダン

・人生を越えた何かがあるとき、人生は美しくなる。
byJ.ドルメッソン

・我々の人生は我々の後にも前にも、側にもなく、我々の中にある。
byプレヴェール

・二人の人に会う。一人は老人、一人は若者。そして二人並んで歩きながら互いに何の話題も見出しえないでいる場合、自分は知る。それが父と子であることを。
by出典不明

・花嫁の悲しみは三週間であった。姉妹の悲しみは三年であった。だが母親は、疲れて墓場に横たわるまで悲しみ続けた。
byシャミッソー

・海よ、僕らの使う文字では、お前の中に母がいる。そして母よ、フランス人の言葉ではあなたの中に海がある。
by三好達治

・子供はすべての慰めになる。子供を持っているという悩みを除いては。
byイポリット・テーヌ

・子供の楽しみに対する敵はいつでも父か教師である。
by永井荷風

・たはむれに 母を背負いて そのあまり 軽きに泣きて 三歩あゆまず
by石川啄木「一握の砂」

・世の中に 思ひあれども 子をこふる 思ひにまさる 思ひなき哉
(世の中に感情、もの思う心はいろいろあるけれども、親が子を思いやる心以上に強く美しいものはない)
by紀貫之

・母親は息子と友人が成功すると妬む。母親は息子よりも息子の中の自分を愛しているのである。
byニイチェ

・子供は、両親が家で話すことを街でしゃべる。
by「ユダヤ教典」

・彼に愛されていないなら別れること、愛されているなら迷わないこと。
by映画『見知らぬ人でなく』

・「今、笑ったね?」「ごめんなさい、つい……」「とんでもない、君の笑顔は素敵だ」
by映画『恋しくて』

・「君に壊されたよ」「何を?」「僕の孤独を」
by映画『愛と悲しみの果て』

・ねえ、キスしたいけど……どうすればいいの?鼻が邪魔にならないかしら?
by映画『誰がために鐘は鳴る』

・「あなたは愛してるって言ってくれたことがないのね」「そんなこと知ってると思ってた」「女は、それを聞きたいものなのよ」
by映画『グレンミラー物語』

・革命は些細なことではない。しかし、些細なことから起こる。
byアリストテレス

・なに!諸君は一国民全体をテコにもち、自由と理性を支点に持っていながら、しかも地球をひっくり返せないというのか!
byダントン

・革命は決して人民の罪にはあらずして、政府の罪なり。
byゲーテ

・たとえいかに必要な改革でも、弱い心によって成されるならば過激に失し、それ自体また改革を必要とするだろう。
byコールリッジ

・改革は外からではなく内から出て来るものでなければならない。諸君は道徳を立法化することはできない。
byジェイムス・カーディナル・ギボンズ

・改造すべきは単に世界だけでなく、人間だ。その新しい人間はどこから現われるか?それは外部からでは決してない。友よ、それをお前自身に見出すことを知れ。
byジイド

・我々の恐れるのは、抑圧された民衆がその抑圧の底で卑屈な満足を見出すことである。どんなに浅薄で不充分な革命でも、それよりははるかにマシである。
byウィリアム・モリス

・知識を得たいならば、現実を変革する実践に参加しなければならない。梨のうまい味を知りたいなら、自分でそれを食べて、梨を変革しなければならない。
by毛沢東

・偉大な人物たちはどこにいたのか、と人々は言う。そのようなものはいなかった。むしろ、何人かの特権的な頭脳を持った人間によってではなく、ごく普通の人々によって成し遂げられたということ。これこそまさに革命の力なのだ。
byリサガレー『パリ・コミューン』

・革命の基本的な動機は、天国を建設することではなくて、地獄を破壊することである。
byC・オグルズビー

・プロレタリアートは鎖以外に失うべきなにものも持たない。彼らは勝ち取るべき世界を持っている。万国の労働者よ、団結せよ!
byマルクス、エンゲルス「共産党宣言」

・革命は、人が楽に生きるために行うものです。悲壮な顔の革命家を、私は信用しません。
by大宰治

・進歩とは、価値の置換によって生ずる錯覚にほかならない。
byブラック

・変革の手段を持たない国家は、自己保存の手段も持たない。
byバーク

・盲目的な変革には危険があるが、それよりももっと大きい危険は盲目的な保守主義である。
byヘンリー・ジョージ

・政治には火に対するようにすべきである。火傷(やけど)しないためには近寄るべきでなく、凍傷しないためには遠ざかるべきでない。
byアンティステネス(希・哲学者)

・知識人は政治家を軽蔑し、政治家は知識人を軽蔑する。
byロマン・ロラン

・ときどきのちょっとした反逆は、政府の健康のためには必要な医薬品である。
byジェファーソン

・自分の病気をあからさまに名指し、容赦のない診断を下し、その治療法を見つけ出すだけの勇気が無いような政党は、尊敬に値しないだろう。
byレーニン

・勝利に終わる戦争と言えども、常に一つの悪であると私は考える。政治は民衆をそれから守る努力をしなければならぬ。
byオットー・フォン・ビスマルク

・抑制の欠如と限界の逸脱が、政治においては罪あるいは犯罪と呼ばれず、《誤り》と呼ばれる。
byベネデット・クローチェ

・人は今日のことでは苦悩しない。昨日起きたことへの後悔、それに明日起こるかもしれないことへの恐れ、それでくよくよする。
byロバート・ジョーンズ・ブルデット

・もし世の中の人の苦しみに、一々足を止めていた日には、人は生きて行かれないだろう。どんな幸福も、他の人間の苦悩を食って生きているのだ。
byロマン・ロラン

・私は困難な中で笑える者、苦しみを通して強くなる者、非難されて勇気を出す者を愛する。
byトマス・ペイン

・多くの犠牲と苦労を経験しなければ、成功とは何かを決して知ることはできない。
byマハトマ・ガンジー

・人生は苦しみである。そして二人の人間の間の唯一の相違は、その人の味わっている苦しみの程度の差に過ぎない。
byバーナード・ショウ

・苦悩に負けることは恥ではない、快楽に負けることこそ恥である
byパスカル

・自分に打ち勝つことは勝利のうちで最大のものである。
byプラトン

・将来のことを考えていると憂鬱になったので、そんなことはやめてマーマレードを作ることにした。オレンジを刻んだり、床を磨いたりするうちに、気分が明るくなっていくのには全くびっくりする。
byD・H・ローレンス

・壁にぶつかった人は、幸せだ。壁までたどり着けない人が、大勢いるんだ。
by中谷彰宏

・もし世界中の人間の悩みを一つ所に積み上げてその人数に分け、平等に分配したら、大抵の者は自分の取り分に満足して立ち去ることだろう。
byソロン(ギリシャ・七賢者の一人)

・我々は、自分に対して興味を抱いてくれる他人に対して興味を持つ。
byシルス

・若い時は興味が放漫なため忘れっぽく、年をとると興味の欠乏のため忘れっぽい。
byゲーテ「温順なクセーニエン」

・好奇心は力強い知性のもっとも永久的な特性の一つである。
byサミュエル・ジョンソン

・好奇心の強い人々は会話の通過筒である。彼らは彼ら自身のためには何事も吸収せずに、単に他人に伝達するだけである。
byスティール

・我々が人間の心に発見する最初にしてもっとも単純な感情は好奇心である。
byバーク「壮美と美」

・好奇心は希望の別名にほかならない。
byチャールス・ヘーア

・冷静を保て。怒りは議論ではない。
byウェブスター

・人々が長いこと論争している場合は、彼らの論じ合っている事柄が彼ら自身に不確かな証拠である。
byヴォルテール

・討論は男性的であり、会話は女性的である。
byアモス・オルコット「平和な日々」

・論争には耳を傾けよ。だが、論争の仲間入りをするな。たとえ、いかなる些細な言葉の中にも、怒りや激情を吹き込む事を警戒せよ。
byゴーゴリー

・論争や討論の目的は勝利であってはならず、改革でなければならない。
byジューベル

・たとえ自分自身が正しいと思っても、けっして昂奮して荒々しく討論してはいけない。
byチェスターフィールド「息子への手紙」

・自己の思想を氷の上へ置くことを心得ていない人は、論争の熱の中へ身を投じてはいけない。
byニーチェ「人間的な、あまりに人間的な」

・議論――他の人の思い違いをますます強固なものにする方法。
byビアス「悪魔の辞典」

・論争なくして科学・政治・宗教における偉大な進歩はあり得なかった。
byライマン=ビーチャー

・相手側の言い分を聞いてやろう、という気持ちがなくなったら、もうその人の負けである。
byラ=ロシュフーコー「道徳的反省」

・自なくして他なく、他なくして自なきは、全なくして個なく、個なくして全なきが如くである。
by安部能成

・個人は集団のために、集団は個人のために。
by金日成

・多数というものより気にさわるものはない。なぜなら多数を構成しているものは、少数の有力な先導者の他には、大勢に順応するならず者と、同化される弱者と、自分の欲する事すら分からずにしたがってくる民衆とであるからだ。
byゲーテ「格言と反省」

・人間一人一人を見ると、みんな利口で分別ありげだが、集団をなせばたちまち馬鹿が出てくる。
byシラー

・共通の憎悪ほど人間を団結させるものはない。
byチェーホフ

・個体対集団の葛藤も、その本質は個人の甘えに発している。
by土居健郎

・いかに押しつぶしても個人的人格は専制である。
byミル「自由について」

・自分の記憶力については誰もが文句を言う。だが、自分の判断力について文句を言う人はいない。
byラ・ロシュフーコー

・幸せとは経験するものではなく、記憶するものである。
byO.レヴァント

・どんなふうに記憶し、何を記憶し、なぜ記憶しているかによって、各個人の心の地図が作られる。
byクリスティナ・ボールドウィン

・良い記憶力は素晴らしいが、忘れる能力はいっそう偉大である。
byハバード

・我々が追い出されずに住む唯一の楽園は"思い出"である。
byジャン=パウル

・困難な情勢になってはじめて誰が敵か、誰が味方顔をしていたか、そして誰が本当の味方だったかわかるものだ。
by小林多喜二

・習慣は偽りの友を作る。あたかも機会が偽りの恋人を作るように。
byボナール

・真の友は共に孤独である。
byボナール

・山から遠ざかればますますその本当の姿を見ることができる。友人にしてもこれと同じである。
byアンデルセン

・友情のための最大の努力は、友人に我々の欠点を見せることではない。彼に彼の欠点を悟らせることだ。
byラ・ロシュフーコー

・悪い仲間は犬のようなものだ。一番好きな相手を一番ひどく汚してしまう。
byスウィフト

・愛情がこもっていて無口な人こそ、人生の伴侶としてふさわしい。
by亀井勝一郎(評論家)

・多くの女性を愛した人間よりも、たった一人の女性だけを愛した人間のほうが、はるかに深く女というものを知っている。
byトルストイ

・結婚するのは、二人とも他に身の振り方がないからである。
byチェーホフ

・結婚生活を末永く導いてゆくものは、普通の意味での恋愛でもなく、また情痴の世界でもなく、それらを経た後に来る慈悲――人間のあるがままの姿への愛情であろう。
by亀井勝一郎

・結婚生活をいくらでもほめたたえてよい。しかし自分自信は独身でいたまえ。
byフィールディング(英・詩人、小説家)

・結婚はすばらしいことだが、結婚生活という習慣をつけたことは誤りだと思う。
byサモセット・モーム

・恋する人のために食事の支度をしている女の姿ほど、胸打つものはない。
byT・ウルフ(米・作家)

・神々と肩を並べるにはたった一つのやり方しかない。神々と同じように残酷になることだ。
byサルトル「カリギュラ」

・何よりも悪しきは、神にあらざるもの神と認めることなり。
byテレンティウス

・神が存在しないならば私が神である。
byドフトエフスキー「悪霊」

・神を捨てるものは、ランプを持って歩きつづけるために太陽の光を消すようなものである。
byモルゲンシュテルン「段階」

・「今日は勘弁してくれたまえ、一文の持ち合わせもないんだ」こう言いつつ詩人はこじきの手をぎゅっと握った。こじきはどんな大金をもらうよりも詩人の手のぬくもりを感謝した。
byツルゲーネフ「二グラムの愛」

・神にとっては全てが美しくて、良くて、正しい。ただ人間が、あるものは正しく、あるものはただしくないと思うだけである。
byヘラクレイトス

・光は、それがどこからくるかを考えない人をも照らす。
byブロンデル

・神にお仕えするためには、ごくありきたりな仕事を、 出来るだけ楽しく喜んで実行することです。
byマザー・テレサ

・神を信じないというのは恐ろしい。神を信ずるというのも恐ろしい。
by有島武郎

・神の名は無意味。世界にとって本当の神は愛なのだ。
byアパッチ族の格言

・愛することを知る人は神に近づき、考えることしか知らない人は神から遠ざかる。
byカレン

・愛すること、愛されること、それだけだ。それが掟だ。そのために我々は存在する。愛に慰められた者は、物をも人をも恐れない。
byボンサール「小さな魅力」

・もし、ただ一人の人間が最高の愛を成就するならば、それは数百万人の人々との憎しみを打ち消すに十分であろう。
byガンジー

・愛は欠けたるものの求むる心ではなく、溢るるものの包む感情である。人は愛さらるることを求めずして愛すべきである。
by倉田百三「愛と認識の出発」

・私は人を愛するが、それは利己心からの自覚があって愛するのである。つまり、それが気持ちがよく、自分を幸福にするからだ。だから、私は人の犠牲になろうとは少しも思わない。
byシュティルネル「唯一者とその所有」

・愛するか愛さないかは、我々の自由にはならない。
byコユネイル

・嫌いな人の庭園の中で自由に生きるよりも、好きな人のそばで束縛されて生きるほうがマシである。
byサアディー「薔薇園」

・愛の誓いは、船乗りがする神への誓いのようなものだ。嵐が過ぎると忘れてしまう。
byウェブスター

・新聞を読まない人は幸福である。なぜならば、彼らは自然に目を向け、それを通じて神を見るからである。
byソロー「随筆集」

・まず事実をつかめ。それから思うままに曲解せよ。
byマーク・トウェイン

・ジャーナリストは、真実でないと自ら心得ている事柄を語る。しかも、それをしゃべりつづけているうちに、真実になるかもしれないと願っている。
byベネット

・犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛むとニュースになる。
byボガート

・コロンブスが幸福であったのは、彼がアメリカを発見した時ではなく、それを発見しつつあった時である。幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求にあるのであって、断じて発見にあるのではない。
by F.M.ドストエフスキー

・人間は、死、悲惨、無知を癒すことができなかったので、自己を幸福にするために、それらを敢えて考えないように工夫した。
byパスカル「パンセ」

・自分の仕事を愛し、その日の仕事を完全に成し遂げて満足した。――こんな軽い気持ちで晩餐の卓に帰れる人が、世の中で最も幸福な人である。
byワナメーカー

・幸福の秘訣は、自分がやりたいことをするのではなく、自分がやるべきことを好きになることだ。
byジェームズ・バリー

・幸福は対抗の意識のうちにはなく、協調の意識のうちにある。
byジイド「文学と倫理」

・レモンを手に入れたらレモネードを作れ。すっぱいからといって捨ててしまうな。
byジュリアス・ローザンヴォルド

・森の分かれ道では人の通らぬ道を選ぼう。すべてが変わる。
byフロスト

・いつかできることは、すべて今日でもできる。
byモンテーニュ

・三月の風と四月のにわか雨とが五月の花をもたらす。
by西洋の諺

・人間にとって大切なのは、この世に何年生きているかということではない。この世でどれだけの価値のあることをするかである。
byO.ヘンリー

・この世で生きてゆくということは、損得勘定じゃあない。短い一生なんだ、自分の生きたいように生きるほうがいい。
by山本周五郎

・人生は将棋のようなものだ。自分の手中にあるものはチャンスではなく、駒の進め方だ。
by P.テレンティウス

・地上において、あなたの使命が終わったかどうかを知るテストをしてみよう。もしもあなたがまだ生きているのであれば、それは終わっていない。
byリチャード・バック

・楽しく生きていきたいなら、与えるための袋と、受け取るために袋を持って行け。
byゲーテ「箴言と考察」

・初恋の魅力は、この恋がいつかは終わるということを知らないことだ。
byディズレーリー

・初恋は、男の一生を左右する。
byモロア

・初恋は純の醇(じゅん)なるものだ。それきりで終わる人は誰よりも幸福な人だ。
by厨川白村(英文学者)

・女は初めてできた恋人をいつまでも離すまいとする。第二の恋人が出来ないかぎり。
byラ・ロシュフーコー

・恋は空腹で生き、満腹になって死ぬ。
byミュッセ「マルドッシュ」

・月と恋は満ちれば欠ける。
byポルトガルの諺

・彼らにとって絶対に必要なものはお互いだけで、お互いだけが、彼らにはまた充分であった。彼らは山の中にいる心を抱いて、都会に住んでいた。
by夏目漱石「門」

・分かっているでしょうが、手紙を書くのは相手に書くので自分に書くのじゃありません。だから自分の考えていることを言うよりは、なるべく相手を喜ばせることを書くようになさい。
byラクロ「危険な関係」

・当人が偉大になればいい。そうすれば恋のほうから必ずあとについてくる。
byエマーソン「霊の法則」

・最初のキスを笑いながら交わして、いざ別れるとなっても、しんみりとやさしい話をして別れるのが、一番安全でいい。
byシュニツラー

・あの人が私を愛してから、自分が自分にとってどれほど価値のあるものになったことだろう。
byゲーテ「若きウェルテルの悩み」

・私にはクリスマスのお祭り騒ぎが以前からどうしても受け入れられない。それはイエスの生涯や教えに全くそぐわないように思える。
byM.ガンジー

・宗教は大きな河に似ている。源泉から遠ざかるにつれて、絶え間なく汚染している。
byプレヴォ

・神を信ずることは常識や倫理や議論の問題ではなく感情の問題である。神の存在を立証することは、それを反証することと同じく不可能である
byサマセット・モーム

・どこにも人を引きつける所を持たないことを自覚している人間は、それについてくよくよとあせるより、自然のままで一人で生きているほうが賢明である。
by河盛好蔵「人と付き合う法」

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=新着未整理2= =目次=

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