Dパターン……金儲けのアイディアだけ

・お金には不自由しませんが、かといってお金のたまるタイプではありません。金は天下のまわりもの、という考え方が強く、楽しみを買うためのものであり、銀行などに預けたりするものではないと考えているのでしょう。もちろん貯金に対する関心はまったくといっていいほどありません。きちんと予算を立てて金銭管理するといったことが苦手なのです。
　そのうえ、贈り物などをすることに喜びを感じる性格なので、自分のためより他人のためにお金を使ってしまうことがたびたびあるでしょう。見栄を張りすぎて浪費してしまうこともあります。
　ところが、金儲けの感覚は抜群で、使うのと同じぐらい多額のお金を得る才能を持っています。もちろん飲んだり食べたり遊んだり、というお金には不自由しません。生活に困るということもないでしょう。
　が、20代後半から34、35歳頃までは一生のうちでもっともお金の出入りの激しい時期です。この頃にいい気になって浪費をしすぎると、不幸な老後を送ることになりかねません。
　もともと金儲けの才能は持っている人なのですから、もっと倹約を心がけるようにすれば、億万長者とはいかずとも小金は貯まっていきます。