--キケロ名言集-- |
(Marcus Tullius Cicero マルクス=トゥルリウス-キケロ)ローマの政治家、雄弁家、文人。雄弁術をもって政界に進出。執政官に選ばれ、カティリナの陰謀を暴露して「国父」の称号を得る。のち、アントニウスを攻撃し、暗殺された。「国家論」「法律論」「義務論」「友情論」など多方面に著作を残す。英語読みではシセロ。(前106〜前43) |
・時間がそれを軽減し和らげてくれないような悲しみは一つもない。
・私が孤独であるとき、私は最も孤独ではない。
・私は最も正しい戦争よりも、最も不公平な平和を選ぶ。
・人間の一生を支配するのは運であって、知恵ではない。
・人生から友情を取り去ってしまうなどとは、太陽をこの世から取り去ってしまうようなものだ。
・酒を飲まない人間は思慮分別を期待されない。
・事件の原因は、事故そのものよりも興味深い。
・食物の最上の調味料は飢え、飲み物のそれは渇き。
・汝は生きるために食べるべきで、食べるために生きるべきではない。
・長生きをしたければ中庸の道を歩け。
・黙して隠された敵意は、公然と言われた敵意より恐れられるものだ。
・哲学者たちの全生涯は、死に対する準備なり。
・涙ほど早く乾くものはない。
・書物なき部屋は、魂なき肉体の如し。
・第一に必要なのは大胆さ、第二に必要なのも大胆さ、第三に必要なのも大胆さだ。
・節倹は大いなる収入である。
・恩を受けた人はその恩を心に留めておかなければならない。
しかし、恩を与えた人はそれを覚えているべきではない。
・賢明な思考よりも、慎重な行動が重要である。
・あらゆる職業の中で、最も生産的で、最も楽しく、最も自由人に適するものは農業である。
(19-02/11/01)