--日本人名言集 その2--
アジア系黄色人種(モンゴロイド)の一つ。皮膚は黄色。毛髪は黒色の直毛。目には蒙古皺があるものが多く、虹彩の色は黒褐色。幼児には蒙古斑(児斑)がある。言語は、多くの方言を持つが基本的に単一の日本語。


・しょせんIQなんて反射的判断力や早見え能力しか反映してない。
人生で真に大切な能力は人の嫌う辛い仕事を長い時間かけてでもやり抜く力だ。
by秋山仁(数学者)

 

・僕の経験から言うとね、30歳までは仕事なんて何をやってもいいと思う。
むしろ回り道をしたほうが自分の適正が見えてくるし、潜在的な才能が自然に頭をもたげてくる場合もある。
でも30歳を過ぎたら一つの目標、方向性を決めなければダメですね。問題は仕事が楽しいかどうか。
自分の仕事に価値を見出せるかどうかです。その点では作家だろうがサラリーマンだろうが関係ないんですよ。
by志茂田景樹

 

・好きなことでメシが食えるというのは幸せなこと。やっぱり、いやいやながらの仕事だけはしてはいけないと思う。
by寺脇康文

 

・何もないのに守りに入り、20歳や30歳で老齢年金のこと考えてちゃ、やっぱり首から鎖は取れないよ。
首輪を切ろうとしたら、自分の首を切るくらいの覚悟がなくちゃ。ワイルドな犬は首を傷だらけにしても、そうするんだ。
by落合信彦

 

・子どもが何かをやりたいといったら、とにかくやらせてみる。絶対反対しないんです。
親が反対したら、その子は親の人生を生きることになる。そのとたん、責任は親にきますよ。
やらせてみれば責任は子どものものになる。 子ども自身が責任をもつことを理解しているならやらせればいい。
日本人の最大の問題は、責任感が全然ないことだ。
by大前研一

 

・第三者の目より恋する男女を見れば、一つの痴態にすぎず、されど恋する男女にとりてはその痴態も真剣なり、真面目なり。
by国木田独歩

 

・僕は生まれながらの傍観者である。
子供に混じって遊んだ初めから、大人になって社交上尊卑種々の集会に出て行くようになった後まで、
どんな感興のわき上がった時も、僕はそのうずまきに身を投じて、心から楽しんだことがない。
僕は人生の活劇の舞台にいたことはあっても、役らしい役をしたことがない。
by森鴎外

 

・みだりに人の師となるべからず。又みだりに人を師とすべからず。
by吉田兼好

 

・自分さえ犠牲になればよいのだ、という情緒的な考え方ほど危険なものはありません。
by伊藤聖

 

・明日のことがわからないという事は、人の生きる愉しさをつないでゆくものだ。
by室生犀星

 

・人間のプライドの究極の立脚点は、あれにもこれにも死ぬほど苦しんだ事があります、と言いきれる自覚ではないか。
by太宰治

 

・虫が鳴いている/いま鳴いておかなければ/もう駄目だというふうに鳴いている
by八木重吉

 

・この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界は君を入れる容器ではない。
世界と君は二本の木が並んで立つようにどちらも寄りかかることなく、それぞれまっすぐに立っている。
by池澤夏樹『スティル・ライフ』

 

 

・もう、このへんでいいやと思ったら、そのときは敗北している。
by広岡達朗

 

・わたしのまちがいだった/わたしのまちがいだった/こうして草にすわればそれがわかる
by八木重吉

 

・悲しみ、苦しみは人生の花だ。
by坂口安吾『悪妻論』

 

・恋をするのにウソはつきたくない。しかし時には誠実であるためのウソということも存在する。
小さなウソはかえって相手を幸福に過ごさせる場合もある。
by三宅艶子(作家)

 

・夢の行き着いたところに結婚があるのではなくて、結婚から夢の現実が始まるのです。
by山本周五郎『日本婦道記』

 

・大いなる炬(ひ)あらむとする時には、まず蘭松を備(もう)く。
(大きな火を燃やそうと思ったら、初めに火のつきやすい木を集めてこなくてはいけない)
by景戒

 

・クヨクヨ考えていたら、前向きの意欲を失う。
成功するまで次から次へと挑んでいけばいい。成功するまで挑めば失敗などない。
by古川昌彦

 

・高嶺の花を羨(うらや)むより、足元の豆を拾え。
by日本の諺

 

・多忙とは怠惰者の遁辞である。今日すべきことを今日しなかったら明日は必ず多忙である。
by徳富蘇峰

 

・努力だ。勉強だ。それが天才だ。誰よりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ。
by野口英世

 

・いやなことは、その日のうちに忘れろ。自分でどうにもならんのにクヨクヨするのは阿呆だ。
by田中角栄

 

・くだらなく過ごしても一生、苦しんで過ごしても一生だ。苦しんで生き生きと暮らすべきだ。
by志賀直哉『らくがき三つ』

 

・人生は悟るのが目的ではないです。生きるのです。人間は動物ですから。
by岡本かの子『母子叙情』

 

・日の光を藉(か)りて照る大いなる月たらんよりは、自ら光を放つ小さき燈火(ともしび)たれ。
by森鴎外『知恵袋』

 

・何もしないさきから、僕は駄目だときめてしまうのは、それあ怠惰だ。
by太宰治『みみずく通信』

 

・きっと生きられますよ。きっと生きる道はありますよ。どこまでいっても人生にはきっと抜け道があると思うのです。
by北条民雄『いのちの初夜』

 

・愛が、孤独が、世界が、もうわたしの心の傷口を洗うことはありません。わたしはいま、風ばかり聴いています。
by大原富枝『風を聴く木』

(30-07/08/02)



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