50音別格言集■ナ行■
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--ナ--
・長いこと考え込んでいるものが、いつも最善のものを選ぶわけではない。
byゲーテ・長いこと結婚指輪が活躍してくれましたわ。誘惑からも守ってくれました。パーティーでは夫と何度も思い出させてくれ、もう帰る時間よとうながしてくれました。夕食のお相手をホッとさせたこともありますし、産科の病室では結婚指輪がステータスシンボルでした。
byエルマ・ボンベック・長生きするにはゆっくり生きることが必要である。
byキケロ・長い経験からの簡潔な格言。
byセルバンテス・長い人生を営々と歩んできて、その果てに老耄が待ち受けているとしたら、人間はまったく何のために生きていることになるのだろう。
by有吉佐和子・長すぎる詩は短い詩の書けない連中の考えたものだ。長すぎる詩は全て一編の詩ではない。
byボードレール・長続きするたった一つの愛は片想い。
by映画『影と霧』・泣くことも一種の快楽である。
byモンテーニュ・なぜ死を恐れるのですか。まだ死を経験した人はいないではありませんか。
byロシアの諺・何故死を恐れるのか?――人生で最も美しい冒険だから。
byフローマン・なぜ性を悪とするかという思想的根拠は、少なくとも宗教的なるもの以外にみるべきものはない。根拠なき抑圧と自己否定、性が荒廃するのはまさにその点においてなのである。
by栗田勇・なぜ人間は血のつまったただの袋ではないのだろうか。
byフランツ・カフカ・なぜ美人はいつもつまらぬ男と結婚するのだろう。賢い男は美人と結婚しないからだ。
byサモセット・モーム・なぜ私は結局、最も好んで自然と交わるのか。自然は常に正しく、誤りはもっぱら私の側にあるからである。自然に順応することができれば、事はすべて自ずからにして成るのである。
byゲーテ・なぜ我々は我々の悲しみを予期しなければならないのだろうか。それは死の恐怖のために死ぬ人間と同然である。
byJ・ダンハム・何かあることを試み、そして失敗する人間のほうが、何もしないで成功する人間よりどれだけよいか分からない。
byロイド・ジョーンズ・何かいい物語があって、それを語る相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない。
by映画『海の上のピアニスト』・何か事があった場合に、自分と同じ窮地に立たさせる人物だけを信頼せよ。
byマーフィーの法則・何かの理由でどうしても読まねばならぬと思って読む本は、けっして諸君の友達にはならない。
byホゥウェルズ・何事につけても希望するのは絶望するよりも良い。可能なものの限界をはかることは誰にもできないのだから。
byゲーテ・何もかも失われた時にも、未来だけはまだ残っている。
byボビー・何も香水をつけていない女性が一番いい匂いがする。
byプラウトウス・何もしないさきから、僕は駄目だときめてしまうのは、それあ怠惰だ。
by太宰治・何も知らざる者は何も恐れず。
byイタリアの諺・何も知らぬことは最も幸福である。
by西洋の諺・何を一番愛しているかは、失ったときに分かる。
by西洋の俚諺・涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない。
byゲーテ・なるほど、あの娘は美しい。しかし、美しいと思うのはお前の目なのだよ。
byクセノフォン・ナルヨウニナル シンパイスルナ
by一休和尚(遺言状)・汝が生まれたとき汝の周囲の人々は喜び、汝のみ泣き、汝がこの世を去るときには汝の周囲の人々が泣き、汝のみ微笑むようにすべし。
byインドのことわざ・汝自身より優れた忠告を言うものなし。
byキケロ・汝の行いを低くし、汝の望みを高くせよ。
byジョージ・ハーバード・汝の道を進め、人には勝手なことを言わせておけ。
byダンテ・汝は書くことがないという。ならば、書くことがないことを書け。
byプリニウス二世・なんだ、あれが僕たちの探している青い鳥なんだ。僕達はずいぶん遠くまで探しに行ったけど、本当はいつもここにいたんだ。
byメーテルリンク・なんでも言える人は、なんでもできる人になる。
byナポレオン・なんと多くの人間達が、罪のない者の血と命で生きていることか!
byラ・ロシュフーコー・なんと速やかに我々はこの地上を過ぎて行くことだろう。人生の最初の四分の一はその使い道もわからないうちに過ぎ去り、最後の四分の一はまたその楽しさを味わえなくなってから過ぎて行く。しかもその間の期間の四分の三は、睡眠、労働、苦痛、束縛、あらゆる種類の苦しみによって費やされる。人生は短い。
byルソー・なんと大洋の美しいことよ!なんと大空の澄んでいることか!点のような太陽!何事が起ころうと、この瞬間、生きていることでたくさんだ。
byリンドバーグ・なんと一言も言わずに行なってしまったのか。ああ、真実の愛とはそういうものなのだ。真実は言葉で飾るより以上に実行を持っているのだ。
byシェークスピア・なんびとにもせよ、まったく突如として、人は生きているのである。
byショーペンハウエル・何百年ものあいだ羊として生きるよりも、一日でもライオンとして生きるほうがましである。
byイタリアの諺・何百万という人類の滅亡よりも、自分の小指のけちな痛みのほうが心配なものだ。
byウィリアム・ハズリット
--ニ--
・苦さの味を知らぬものは甘さもわからない。
byドイツのことわざ・憎しみとは人間の愛の変じた一つの形式である。愛の反対は憎しみではない。愛の反対は愛し得ないことだ。
by有島武郎・憎しみは積極的な不満で、嫉妬は消極的な不満である。したがって嫉妬がすぐに憎しみに変わっても不思議はない。
byゲーテ・憎しみはその心を抱く者の上にはね返ってくる。
byベートーベン・憎しみは人間を生かし、力を与える。
by映画『ベン・ハー』・肉体的な不満足は恋愛や夫婦愛を殺すどころか、むしろそれを鍛えるものだ。童貞はなにも人間を病気にはしない。
byピカート・肉欲に引き入れられる人々は、陥穽にはまった兎のごとくもがき苦しむ。肉欲の泥沼にはまったら最後、彼らは長く久しきに渡って、絶えず苦悩につまずく。
by釈迦・肉欲を知らぬ動物はいないが、これを純化するのは人間だけである。
byゲーテ・二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。人は四十代に達して、初めて真のプラトニックな恋愛を知る。
byゲーテ・日常生活で人々がおおむね正直なことを言うのは何故か。神様が嘘をつくことを禁じたからではない。それは第一に、嘘をつかないほうが気楽だからである。
byニイチェ・二度と会いたくない男には、こうおっしゃい。「愛しています。結婚して下さい。子供が欲しいのです」と。男は車を急発進させて逃げていくでしょう。
byリタ・ルドナー・二度読む価値のないものは、一度読む価値もない。
byヴェーバー・日曜学校のクラスに金髪の美しい少女がいた。私は一目ぼれだった。妻となった今も私の気持ちは変わっていない。
byハリー・S・トルーマン・日記――自分の生活の中で、自分自身に対して赤面せずに物語ることのできる部分についての日々の記録
byA・ビアス・女房と財布は努めて隠しておけ。あまりたびたび人に見せると、一日借りられる恐れがある。
byフランクリン・女房に愛される技術というものは発明されないものだろうか。
byラ・ブリュイエール・女房は死んだ、俺は自由だ!
byボードレール・人間一度しか死ぬことはできない。
byシェークスピア・人間がいかなる態度を取るべきかについて、過去のものは人間に教える力がない。これは、人間が自ら回想する過去のものの光の中で目覚め、自ら決断せねばならないことを意味する。
byヤスペル・人間が偉大になればなるほど、罵倒の矢に当たりやすくなる。凡人には罵倒の矢さえなかなか当たらない。
byハイネ「浪漫派」・人間が賢くなるのは、経験によるのではなく、経験に対処する能力に応じてである。
byバーナード・ショー・人間が神のしくじりにすぎないのか、神が人間のしくじりにすぎないのか。
byニーチェ・人間が幸福であるために避けることのできない条件は勤労である。
byトルストイ・人間がこの世に存在するのは、金持ちになるためでなく、幸福になるためである。
byスタンダール・人間が宗教を造るのであって、宗教が人間を造るのではない。
by三木清・人間が自由であり得るためには、神があってはならない。
byシェリング・人間が据えたものは、正しいにせよ正しくないにせよ、どうもぴったり合わない。しかし神が据えたものは、正しかろうが正しくなかろうが、常にその所を得ている。
byゲーテ・人間が人間として生きていくのに一番大切なのは、頭の良し悪しではなく、心の良し悪しだ。
by中村天風・人間がもう少し気狂いで無かったならば、戦争から生まれる悲劇を逃れたはずである。
byA・ジード・人間元来一人で生まれて一人で死んでいくのである。大勢の中に混じっていたからって孤独になるのは、わかりきったことだ。
by田山花袋・人間、志を立てるのに遅すぎるということはない。
byボールドウィン・人間こそは笑い、また泣くところの唯一の動物である。つまり人間こそ、あるがままの事実と、あるべきはずの事実との相違に心を打たれる唯一の動物であるからだ。
byウィリアム=ハズリット・「人間最高の幸福とは何か」「幸せに死ぬことだ」
byアンティステヌス・人間、死ぬときは死ぬのがよい。
by白隠・人間的に言えば死にもよいところがある。老いに決着をつけねばならないからだ。
byラ・ブリュイエール・人間ってものは自分が無鉄砲で悪い者であると思いたがる。だが、実はそのどっちでもない。ただ臆病だというだけさ。
byバーナード・ショー・人間というものは、結局は消化器と生殖器から成り立っているのだ。
byグールモン・人間というものを知れば知るほど、人は犬をたたえるようになる。
byジョウセネル・人間として一方弱いところがなかったら、人生は分からないでしょう。
by長与善郎・人間として最大の美徳は、上手に金をかき集めることである。つまり、どんなことがあっても他人の厄介になるなということだ。
byドストエフスキー・人間とは取り引きをする動物なり。犬は骨を交換せず。
byアダム・スミス・人間とは何か?愚かな赤ん坊である。無駄に努力し、戦い、いらだち、何もかも欲しがりながら、何にも値せず、小さな墓を一つ得るだけだ。
byカーライル・人間には幸福のほかに、それとまったく同じだけの不幸がつねに必要である。
byドストエフスキー・人間には幸福よりも不幸のほうが二倍も多い。
byホロメス・人間には憎悪や不快を忘れさせてしまう性質がある。
bチャップリン・人間には不幸か、貧乏か、勇気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる。
byツルゲーネフ・人間にもっとも多くの災いをもたらすのは人間である。
byプルニウス・人間の意識が人間の存在を決めるのではなく、反対に、人間の社会的存在が人間の意識を決めるのである。
byマルクス・人間の一生のあらゆる行動のうちで、結婚は他人に関係することの最も少なきものである。だがそれはまた、あらゆる行動の中で他人に干渉されることの最も多きものである。
byセルデン・人間の一生を支配するのは運であって、知恵ではない。
byキケロ・人間のうちの最高の賢者さえも、金を取りに来る人間よりは、金を持ってくる人間を歓迎する。
byリヒテンベルク・人間の運命はルール通りに行われるチェスというよりむしろ宝くじを思い起こさせる。
byエレンブルグ・人間の運命よ。お前はなんと風に似ていることか。
byゲーテ・人間のエッセンスは願いと希望である
byヒッペル・人間の価値はダイヤモンドのそれと同じであって、大きさ、純粋性、完璧さの一定の範囲内では、値段が固定し、示される。だが、この範囲を超えると値段がつけられず、買い手が決してつかない。
byシャンフォール・人間の希望は絶望よりも激しく、人間の喜びは悲しみより激しく、かつ永続するものである
byラ・ブリュイエール・人間の行動は思考の最上の通訳者だ。
byロック・人間の幸福の二つの敵は苦痛と退屈である。
byショウペンハウエル・人間の幸福は、決して神や仏が握っているものではない。自分自身の中にそれを左右するカギがある。
byエマーソン・人間の心の奥底へ光を送ること――これが芸術家の使命である。
byシューマン・人間の自由を奪ったものは、暴君でも悪法でもなく、社会の習慣である。
byJ・S・ミル・人間の生活力の強さ!人間はどんなことにもすぐ慣れる動物である。私はこれこそ人間に対する最上の定義であると思う。
byドストエフスキー・人間の知恵が発達したとはいっても、いまだに公平な課税方法を考え出していない。
byアンドリュー・ジャクソン・人間の長所は欠点があるということである。
byユダヤの格言・人間の尊さは自分を苦しめるところにあるのさ。満足はだれでも好むよ。けだものでもね。
by坂口安吾・人間の値打ちを増すのは死刑の宣告のほかにはない。金で買えないのはこれだけだから。
byスタンダール・人間のプライドの究極の立脚点は、あれにもこれにも死ぬほど苦しんだ事があります、と言いきれる自覚ではないか。
by太宰治・人間の本性は善である。人間は忘れっぽく、怠け者で、軽薄で、浅はかであるのだから。
byヴァレリー・人間のみがこの世で苦しんでいるので、笑いを発明せざるをえなかった。
byニイチェ・人間の野獣性に、虚偽の病的な理想主義の衣を着せるよりも、率直に野獣であるほうが人間にとっては危険が少ないだろう。
byロマン・ロラン・人間のやったことは、人間がまだやれることの100分の1にすぎない。
by豊田佐吉・人間の有用性というものは木の葉のようなものである。一枚の葉が散ると、すぐ他の葉がはえてくる。
byダンテ・アリギリエ・人間はあらゆるものを発明することが出来る。ただし幸福になる術を除いては。
byナポレオン・人間はある特殊なことで他の動物と異なっている。動物は本能を持ち、人間は納税の義務を持っている。
byアービング・ゴフマン・人間は哀れむべきものではない。尊敬すべきものだ。
byゴーリキ・人間は生き、人間は堕ちる。このこと以外に人間を救う便利な近道はない。
by坂口安吾・人間は生きることが全部である。死ねば全てなくなる。
by坂口安吾・人間は一本の葦にすぎない。自然のうちで最も弱いものである。だがそれは考える葦である。
byパスカル・人間は犬に似ている。遠くで他の犬が吠えるのを聞いて、自分も吠える。
byヴォルテール・人間は今だかつて結婚に満足したことがない。たとえ結婚する当人同士が満足していても、他の人間が満足しないのである。
byサーバー・人間は神が創ったということは僕は信じられない。神が創ったものとしては人間は無情すぎ、不完全すぎる。しかし自然が生んだとしたら、あまりに傑作すぎるように思えるのだ。
by武者小路実篤・人間は神と悪魔の間に浮遊する。
byパスカル・人間は神のごとくならず、ただ最も人間らしき時、神に似る。
byテニスン・人間はカメレオンだ。その天性、法則によって、終始行く場所の色をおびる。
byマーク・トゥエイン・人間は、考えることが少ないほど余計に喋る。
byモンテスキュー・人間は考えるために生まれている。ゆえに人間は、ひとときも考えないではいられない。
byパスカル・人間は金銭を相手に暮らすのではない。人間の相手はつねに人間だ。
byプーシキン・人間は機械である。ちょっとでも触れると欲情が激しく回る機械である。
byモーパッサン・人間は毅然として現実の運命に耐えていくべきだ。そこには一切の真理が潜んでいる。
byソロー・人間は偽装と虚偽と偽善にほかならない。自分自身においても、また他人に対しても。
byパスカル・人間は九ヶ月かけて生きる準備を整えるが、人間を死に導くには一瞬の間しか必要としない。
byローガウ・人間は恋と革命のために生まれてきたのだ。
by太宰治・人間はこの宇宙の不良少年である。
byジェームス・オッペンハイム・人間は好んで自分の病気を話題にする。彼の生活の中で一番面白くないことなのに。
byチェーホフ・人間は猿よりも1ミリ上である。豚よりも1センチ下でないとすればだが。
byピオ・バロジャ・人間は、自分が考えるほど不幸でもないし、それほど幸福でもない。
byラ・ロシュフーコー・人間は、自分が他人より劣っているのは、能力のためでなく、運のせいだと思いたがるものだ。
byプルタルコス・人間は自分の行動のためにあらゆる理由を持ち出す。犯罪のためにあらゆる弁明を持ち出す。安全のためにあらゆる口実を持ち出す。だが絶対に持ち出さないものがある。それが自分の臆病さだ。
byバーナード・ショー・人間は自分の知っていることなら半分は信じるが、聞いたことは何も信じない。
byクレーク夫人・人間は自己の運命を創造するのであって、これを迎えるものではない。
byヴィルマン・人間は、死ぬことを密かに望んだので戦争をしたのである。自己保存の要求は極めて深いものかもしれないが、死への欲情はさらに深い。
byC・ウィルソン・人間は自分の恋していた時のことを思い出すと、そのあいだには何一つ起こらなかったような気がするものだ。
byモーリアック・人間は自分のほしいと思うものを求めて世間を歩き回り、そして家庭に戻ったときにそれを見いだす。
byG・ムーア・人間は自由な喝采を願望するものである。大衆にはよく理解されなくても、よい勝利を欲するものである。
byアラン・人間は真実を見なければならない。なぜなら真実は人間を見ているからだ。
byウィンストン=チャーチル・人間はすべて善であり、悪でもある。極端はほとんどなく、すべて中途半端だ。
byA・ポープ・人間は創造主がつくった傑作である。だが誰がそう言うのか――人間である。
byガバルニ・人間はその存在の全ての部分において、必ず罪を犯さざるを得ない。というのは、人間はその人格の中心において、神から疎外されているからである。
byティリヒ・人間は他人の経験を利用するという特殊な能力をもった動物である。
byコリンウッド・人間は他人の持っている骨片の権利を尊重することを人道と証し、それに反すれば野蛮な行為、利己主義な行為だとする。醜い欺瞞だ。
byジュティネル・人間は誰もが考えている。インテリだけがそれを自慢しているのだ。
byボーヴォワール・人間は奴隷でなければならない。ただ人間にとって選択せねばならないのは、誰の奴隷であるかということである。自己の情欲の奴隷であれば、それは人間の奴隷である。自己の精神的本源の奴隷であれば、それはただ神の奴隷であるにすぎない。
byトルストイ・人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する。
byアルマン・サラクルー・人間は一つの極端にあるからといって、その偉大さを示しはしない。むしろ同時に二つの極端に達し、その中間をすべて満たすことによってそれをしめすものである。
byパスカル「パンセ」・人間は昼と同じく、夜を必要としないだろうか。
byゲーテ・人間は他のいかなる行為よりも、多くの快楽を与える行為をしないではいられないものだ。
byスタンダール・人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終わりなのだ。
byリチャード・M・ニクソン・人間はまだ十分に幸福ではなかったからこそ死を恐れるのである。最高の幸福に恵まれれば、すぐに死にたいと思う。
byエンゼ・人間は、みんなに愛されているうちに消えるのが一番だ。
by川端康成・人間はもともと不平等に生まれついている。それゆえ、彼らを平等であるように取り扱おうとしても無益だ。
byフロード・人間は理由もなしに生きていくことはできないのだ。
byカミュ・人間は笑う力を授けられた唯一の動物である。
byグレビル・人間は笑うという才能によって、他のすべての生物よりも優れている。
byアディソン・人間一人一人が一巻の書物である。もし君がその正しい読み方を知っているならば。
byウィリアム・チャニング(米・牧師)・人間よりは金のほうがはるかに頼りになりますよ。頼りにならんのは人の心です。
by尾崎紅葉・人間を偉大にしたり卑小にしたりするのはその人の志である。
byシラー・人間を別にすれば、あらゆる動物達は、生きていることの主たる仕事が、生を楽しむことだということを知っている。
byS・バトラー・忍耐――それによって凡人が不名誉な成功を収めるくだらない美徳。
byA・ビアス・忍耐――肉体的な小心と道徳的勇気の混じり合い。
byハーディー・忍耐は希望を持つための技術である。
byヴォ―ヴナルグ・忍耐は仕事を支えるところの、一種の資本である。
byエドマンド・バーク
--ヌ--
・盗んだ蜜を味わったからには、金で無実を買うわけにはいかない。
byジョージ=エリオット・濡れているものは雨を恐れない。
byロシアの諺
--ネ--
・ねえ、あなた。話をしながらご飯を食べるのは楽しみなものね。
by永井荷風・ねえやさしい恋人よ 私の惨めな運命をさすっておくれ
by萩原朔太郎・願わくばわれを七難八苦にあわしめたまえ。
by山中鹿之助・寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。
byヒルティ・鼠の気持ちではチーズしか得られない。大きい獲物を得ようとするなら狼の気持ちになれ。
by映画『錨を上げて』"You got it?" "Yeah, I got it."(「狙いは?」「完璧です」)
by映画『アンタッチャブル』・年齢というものには元来意味はない。若い生活をしている者は若いし、老いた生活をしているものは老いている。
by井上靖・年齢は恋のようなものだ。隠しても現れる。
byデッカー
--ノ--
・乗りかけた船には、ためらわず乗ってしまえ。
byツルゲーネフ
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