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50音別格言集■ヤ行■

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--ヤ--

・やがて地球上では五時間以上の旅行というものはなくなるだろう。
byマイルズ・トーマス

・ヤギだの羊だのを各自がどれくらい持っているかは言えても、友だちをどれくらい持っているかは言えない。
byキケロ

・痩せた自由は肥えた奴隷にまさる。
byイギリスのことわざ

・やったと思えばドジを踏む。それが人間の仕事です。朝に計画を立てても、昼にすることはへまばかり。
byヴォルテール

・やってくるこの毎日が人生だと知っていたら!
byスウェーデンの諺

・山高きがゆえに貴からず、木有るをもって貴しとなす。人肥えたるがゆえに貴からず、智あるをもって貴しとなす。
by劉兎錫

・山は山を必要としない。しかし、人は人を必要とする。
byスペインのことわざ

・山々は、登ったことのない者にとっては地球の絶望の姿だと映ずることだろう。
byタゴール

・やむを得ざるときの戦いは正しく、武器のほかに希望を絶たれるときは、武器もまた神聖である。
byマキャベリ

・やむを得ず、というのは圧制の口実である。
byJ・ミルトン

・やり方は三つしかない。正しいやり方。間違ったやり方。俺のやり方だ。
by映画『カジノ』

・やりかたやハウツーなんてない。ただ愛することによってしか、愛し方なんてわからないんだ。
byオルダリ・ハクスリー

--ユ--

・ゆうゆうと焦らずに歩むものにとって長すぎる道はない。辛抱強く準備するものにとって遠すぎる利益はない。
byラ・ブリュイエール

・勇敢な男は自分自身のことは最後に考えるものである。
byシラー

・勇敢な行為は、決して勝利を欲しない。
byフラー

・友情が恋愛になるときには、二つの川のように混ざりあり、有名なほうが他方の名を吸収する。
byスキュデリー嬢

・友情とは、誰かに小さな親切をしてやり、お返しに大きな親切を期待する契約である。
byモンテスキュー

・友情とは名ばかりのものだ。私はどんな人間も愛さない。兄弟すら愛さない。兄のジョセフだけは少し愛している。ただし、それも習慣上からである。
byナポレオン

・友情とは二つの肉体に宿れる一つの魂である。
byアリストテレス

・友情と恋愛とは人生の幸福を生み出す。ちょうど二つの唇が、魂を有頂天にするキスを生みだすように。
byヘッベル

・友情と恋愛は一つの根から生えた二本の植物である。ただ後者は花をすこしばかり多くもっているにすぎない。
byG・クロップシュトック

・友情の基礎を作るには、まず女と恋をしなければならない。
byヘミングウェイ

・友情は永続的なものの感情を与え、恋愛は永遠的なものの感情を与える。しかし、両者とも後に残るのものはエゴイズムだけである。
byアンリ・ド・レニエ

・友情は多くは見せかけであり、恋は多くの愚かさにすぎない。
byシェイクスピア

・友情は静かな月のように、太陽の現れない前の大空に輝く。だが、恋の光を受けるとすぐに色褪せてしまう。
byリュナール侯爵

・友情は瞬間が咲かせる花であり、そして時間が実らせる果実である。
byコッツェブー

・友情は人生の酒である。
byヤング

・友情は不変といってよいが色と恋が絡めば話は別になる。
byシェイクスピア

・友人が片目なら、私は友人を横顔から眺める。
byジュべール

・友人が成功するたびに、私は少しずつ死んでゆく。
byゴア・ヴィダル

・友人同士は完全な平等のうちに生きる。この平等は、まず第一に、彼らが会ったときに社会上のあらゆる相違を忘れるという事実から生まれる。
byボナール

・友人同士は未来を語り合わなくても未来に再会することを確信している。恋人同士は絶えず未来を語り合うが、未来は彼らの恋愛には無い。
byボナール

・友人とは、あなたについてすべてのことを知っていて、それにもかかわらずあなたを好んでいる人のことである。
byエルバード・ハーバード

・友人に不信をいだくことは、友人にあざむかれるよりもっと恥ずべきことだ。
byラ・ロシュフーコー

・友人の失敗には目をつぶれ、だが悪口には目をつぶるな。
byフランスの諺

・友人の女房と寝てはいけないという。しかし、それではいったい誰と寝ればいいのか。
byリュシアン・ギリトー

・友人の果たすべき役割は、間違っているときにも味方すること。正しいときにはだれだって味方になってくれる。
byマーク・トウェーン

・友人はあなたのためでなく、自分の利益のために忠告する。
byトルコの諺

・友人は服のようなものだ。すり切れないうちに捨てねばならぬ。さもないと、向こうがこちらを捨てる。
byルナール

・友人はメロンに似ている。五十個も試さなければ、いいのにめぐり合わない。
byクロード・メルメ

・夕映えが美しいように、老人の場所から見た世界は美しいのです。
by伊藤聖

・床の上で自分の子供の電気機関車をいじくって三十分を空費することのできる男は、どんな男でも実際は悪い人間ではない。
byシメオン・ストランスキー

・行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、よどみに浮かぶ泡沫は、且つ消え、且つ結びて、久しくとどまりたるためしなし、世の中にある人と住家と、またかくの如し。
by鴨長明

・往く者は追わず、来る者は拒まず。
by孟子

・夢の行き着いたところに結婚があるのではなくて、結婚から夢の現実が始まるのです。
by山本周五郎

・夢はいいものです。そうでなかったら、お金が大事です。
by魯迅

・夢は、できる限り最大に実現するために、その陰で努力を続けている限り誰も傷つけることはない
byフランク.W.ウールワース

・揺りかごの中で覚えたことは、墓場まで忘れない。
byイギリスの諺

・許すということの甘美さを知らぬ愛は、愛ではない。
byホイッチャー

--ヨ--

・良い客は三年経っても、店を変えない。良い店は三年経っても、客を変えない。
by中国の諺

・良い結婚はあるけれども、楽しい結婚はめったにない。
byラ・ロシュフコー

・良い言葉の一句は、悪い本の一冊にまさる。
byルナール

・良い政治家とは、明日、来週、来月、そして来年どうなるかを予告でき、かつ、なぜそうならなかったかを説明できる人間である
byW.チャーチル

・良い妻というのは、夫が秘密にしたいと思っている些細なことをつねに知らぬふりをする。それが夫婦生活の礼儀の基本である。
byサモセット・モーム

・良いニュースはつねに遅れてくる。悪いニュースはつねに早くきすぎる。
byボーデンシュテット

・良い女房をもらおうと思ったら、ダンスの輪の中から選ばずに、畑で働いている女性の中から選ばなくてはならない。
byプリボイ

・容器は、それが空っぽのときに一番大きな音をたてる。
byジューウェル

・よき金言、格言は時の歯がたつには堅すぎる。そしてどの時代にも食事と同じように栄養を与えるが、幾千年という歳月にも食いつくされはしない。
byシルス

・欲情は二つの皮膚の偶然の接触から生まれる。
byモロア

・欲望を持つことが少なければ少ないほど幸福になるだろう、という言葉は昔から言われているが、しかし非常に間違った真理である。
byリヒテンベルク

・夜中に命がけで書いたラブレターほど、翌朝読むに耐えないものはない。また、投函したとたん猛烈に書き直したくなる。
byマーフィの法則

・世に画一主義の教育ほどみじめなものはない。依頼心、卑屈心、形式偏重、常識欠乏、皆その所産である。
by武蔵山冶

・世に銭ほど面白き物はなし。
by井原西鶴

・世には笑いのときもあれば涙のときもあるように、働くときもあれば遊ぶときもある。そして、今日こそ、この国にあっては、その働くときである。われわれの世代は、いうならば、重労働の刑を宣告されているからである
byネルー

・世の中で成功を収めるには、馬鹿のように見せかけ、利口に活動することである。
byモンテスキュー

・世の中に友情と欲情ほど良いものはない。
by赤塚不二夫

・世の中には幸も不幸もない。ただ、考え方でどうにもなるのだ。
byシェークスピア

・世の中には善人とか悪人とかがあるわけではない。ただ、場合によって善人になったり悪人になったりするだけである。
byアンリ・ド・レニエ

・世の中には勝利よりももっと勝ち誇るに足る敗北があるものだ。
byモンテーニュ

・世の中には創造する天才があるように、探す天才もあり、書く天才があるように、読む天才もある。
byヴァレリー

・世の中には立派な格言ならあらゆるものが揃っている。ただ、その実行にあたって欠けたところがあるのだ。
byパスカル

・世の中に人の来るこそ楽しけれ とはいふもののお前ではなし
by蜀山人

・世の中の事はなんでも我慢できるが、幸福な日の連続だけは我慢できない。
byゲーテ

・世の中の人は何とも言わば言え。我が成すことは吾のみぞ知る。
by坂本龍馬

・世の中は美しい。それを見る目を持っていればね。
by映画『聖メリイの鐘』

・世の中は海に似ている。泳げないものは溺れる。
byスペインの格言

・世の中は、君の理解する以上に栄光に満ちている。
byG・K・チェスタートン

・よりかかるべき人ではなく、よりかかることを不必要にさせるべき人。それが母である。
byD・C・フィシャー

・より多く持つことよりも、より少なく望むことを常に選べ。
byトマス・ア・ケンピス

・夜の間はできるだけ私の寝室に入らないでくれ。良い知らせの来た時は決して起こさないでくれ。しかし、凶報の際は必ず起こすように。なぜならそのときは、一刻の猶予もできないに決まっているから。
byナポレオン

・夜の静けさのなかで、わたしは千の人々の喝采より、愛する人からの一言、二言が欲しくなるわ。
byジョディ・ガーランド

・夜になって星が輝き始めるのは、悲しみが我々に真実を示してくれるのに似ている。
byベイリー

・喜んで行ない、そして行ったことを喜べる人は幸福である。
byゲーテ

・弱き者よ、汝の名は女
byシェークスピア

・四ヶ月の交際が一生を保証するだろうか?
byルソー

・四十歳は青春の老年であり、五十歳は老年の青春である。
by西洋の俚諺

・四十歳をすぎると、男は自分の習慣と結婚してしまう。
byメレディス

・四十代は青年の老年期、五十代は老年の青年期。
byフランスの諺

・四本の足をもつ馬でさえつまずく。
byイギリスの諺

 

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