50音別格言集■サ行前半■
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--サ--
・ざまあ見ろ。これからが私の人生だ。
by檀一雄・最悪の政治家を決めるのは極めて難しい。これこそ最悪の奴、と思ったとたん、もっと悪い奴が必ず出て来る。
byジョージ・クレマンソー・最強者の理屈が、いつも最も良いとされる。
byラ=フォンテーヌ・「最近は親しい友人にもだまされる」「それが友人というものだ」
by映画『ダンス・ウィル・ウルブス』・最高のものを求める人は、つねにわが道を行く。人間は最高のものを決して共存しない。幸福になろうとする人はまず孤独であれ。
byハーマーリング・財産は来るもので、作るものではない。
byヘンリー・フォード・財産も地位も、愛にくらべたら塵芥のようなものだ。
byグラッドストン・財産を失ったのは、いくらかを失ったことだ。名誉を失ったのは、多くを失ったことだ。勇気を失ったのは、すべてを失ったことだ。生まれなかった方が良かっただろう。
byゲーテ・最上の男は独身者の中にいるが、最上の女は既婚者の中にいる。
byスチーブンソン・最初の教育の目的はとりわけ「学ぶすべを学ぶこと」であろう。生涯の残りは、応用しながらも学ぶことに過ごされるべきであろう。
byモロア・最初の呼吸が死の始めである。
byフラー・最初の一目で恋を感じないなら恋というものはないだろう。
byマーロー・最善のものを希望せよ。しかし最悪のものに備えよ。
by西洋の俚諺・最大の犯罪は、欲望によらず飽満によりて引き起こされる。
byアリストテレス・財布が軽ければ心は重い。
byゲーテ・在命中に偉大であった人間は、死ぬと十倍も偉大になる。
byカーライル・最良の香りはパン。最良の風味は塩。最良の愛情は子供の愛情。
by西洋の俚諺・酒がいちばんいいね。酒というのは人の顔を見ない。貧乏人も金持ちも同じように酔わせてくれるんだ。
by古今亭志ん生・酒が作り出した友情は、酒のように一晩しかもたない。
byローガウ・酒と美しい娘は二本の魔の糸。経験を積んだ鳥でもこれにはまんまと引っかかる。
byリュッケルト・酒と女と歌を愛さぬものは、生涯愚者である。
byルター・酒と人間とは、絶えず戦い絶えず和解している仲のよい二人の闘士のような感じがする。負けたほうが勝ったほうを抱擁(ほうよう)する。
byボードレール・酒に害はない。泥酔する人に罪がある。
byフランクリン・酒の一杯は健康のため。二杯は快楽のため。三杯は放縦のため。四杯は狂気のため。
byアナカルシス・酒飲みは自分では節酒していると思っているように、青年たちはみずからを利口だと思いがちだ。
byチェスター・フィールド・酒は肝臓に悪い。腎臓に悪い。しかし、心には?そうさ、酒は「心の特効薬」なんだ!
by映画『失われた週末』・酒は茶の代りになるが、茶は酒の代りにならぬ。
by張潮・酒は何も発明しない。ただ秘密をしゃべるだけである。
byシラー・酒は人を魅する悪魔である。うまい毒薬である。心地良い罪悪である。
byアウグスティヌス・酒は百薬の長なり。
by「漢書」・酒は文明に対する一つの諷刺である。
by萩原朔太郎・酒を飲む理由は二つある。一つはのどが渇いたときに喉をうるおすため。もう一つはのどが渇いていないときにのどの渇きを事前に防ぐため。
byT・ピーコック・酒を飲め。こう悲しみの多い人生は眠るか酔うかしてすごしたほうがよかろう。
byオマル・ハイヤーム・酒を飲めば、言葉に羽が生えて、傍若無人に飛び回る。
byヘロドトス・些細なことでは男が女に譲歩し、大きなことでは男が頑張ってほしいと女は男に望むものである。
byモンテルラン・さすらいと変化を愛するものは生ある者である。
byワグナー・作家は、羊の肉がどんな味であるかを書くために一頭の羊全部を食べる必要はない。カツレツ一枚を食べれば十分だろう。しかし、それだけはやってみなくてはならない。
byサモセット・モーム・雑草をはこびらせるのは風が柔らかすぎるからだ。逆賊どもが図々しくなるのは、政令が寛大すぎるからだ。
byシェークスピア・砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからなんだよ。
byサン・テグジュぺリ・「寒い晩だな」「寒い晩です」妻の慰めとは、まさにかくの如きなり。
by斎藤緑雨・寒さにふるえた者ほど太陽を暖かく感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る。
byホイットマン・侍とても尊からず、町人とても賤しからず、尊い物はこの胸一つ。
by近松門左衛門・去る者は日に以って疎し、生ける者は日に以って親し。古墓犂かれて田と為り、松柏摧かれて薪となる。
by蕭統撰「文選」・三週間互いに研究しあい、三ヶ月間愛し合い、三年間喧嘩をし、三十年間我慢しあう。そして子供達が同じことをまた始める。
byテーヌ・山中の賊を破るのは易く、心中の賊を破るのは難し。
by王陽明・三度炊く 飯さえ硬し軟らかし 思うままにはならぬ世の中
by魯山人・三人の信用するに足る友がいる。老妻、老犬、それと貯金。
byワシントン・残念なことに、私達は愛するものと戦わなければならない。恋においても、母親としても。
byコレット
--シ--
・自愛、自識、自制、この三者だけが人生を導いて高貴な力に至らしめるものである。
byテニソン・幸せでありたいというのか。まず苦悩することを覚えよ。
byツルゲーネフ
・幸せな人はいい気にならないために、幸せでないひとは支えとして、不幸な人は屈しないために、それぞれ信仰を必要とする。
byフンボルト・幸せは去ったあとに光を放つ。
byイギリスの諺・幸せを語りなさい。あなたの苦悩を除いたところで、世界は悲しみに満ちているのだから。
byオリソン・スイート・マードン・しかも、平和そのものは、仮面をかぶった戦争である。
byジョン・ドライデン・死が老人だけに訪れると思うのは間違いだ。死は最初からそこにいる。
byへルマン・ファイフェル・時間が過ぎ去って行くのではない。われわれが過ぎ去っていくのだ。
by西洋の俚諺・時間がやわらげてくれるような悲しみは一つもない。
byキケロ・時間こそ最も賢明な相談相手である。
byペリクレス・時間の価値を知れ。あらゆる瞬間をつかまえて享受せよ。今日出来る事を明日まで延ばすな。
byチェスターフィールド・時間の使い方の最も下手なものが、まずその短さについて苦情をいう。
byラ・ブリューエール・時間は友情を強めるが、恋愛を弱める。
byラ・ブリュイエール・時間を浪費するな、人生は時間の積み重ねなのだから。
byベンジャミン・フランクリン・思考は極端なるものによってのみ進み、中庸なるものによってのみ存続する。
byヴァレリー・思考はヒゲのようなものである。成長するまでは生えない。
byヴォルテール・地獄の鐘がティンガリンガリンと鳴っている。お前を呼んでる、俺じゃない。
by「戦陣歌」・地獄の沙汰も金次第。
by竹川黙阿弥・仕事が楽しみならば人生は極楽だ。仕事が義務ならば人生は地獄だ。
byM・ゴーリキー・仕事と行動は頭脳を強くするが、過度の勉強は頭脳を弱くする。
byボーン・仕事は目的である。仕事をはっきりした目的と思ってやっているやつにとって、結果は対した問題ではない。
by志賀直哉・仕事を追え。仕事に追われるな。
byベンジャミン・フランクリン・自己侮蔑という男子の病気には、賢い女に愛されるのがもっとも確実な療法である。
byニーチェ・思索する人として行動して、行動する人として思索しなければならない。
byベルグソン・死者にたいする最高の手向けは、悲しみではなく感謝だ。
byレーントン・ワイルダー・死者も我々がまったく忘れてしまうまで、本当に死んだのではない。
byジョージ・エリオット・至上の処世術は、妥協することなく適応することである。
byジンメル・詩人であるまえに私は人間である。人はみな一つの使命を持っている。
byロマン・ロラン・自説に固執し、夢中になることは愚鈍さの最も確かな証拠である。ロバほど確信に満ち、果断で、尊大で、思慮深く、くそまじめで、謹厳ものが他にあろうか。
byモンテーニュ・自然淘汰とは、有用でさえあればいかに繊細なものでも保存される原理である。
byダーウィン・自然の自然は自然なり。自然主義者の自然は不自然なり。
by内村鑑三・自然は神の生きた服装である。
byカーライル・自然は神の黙示であり、芸術は人間の黙示である。
byロングフェロー・自然は決して我々を欺かない。我々自身を欺くのは常に我々である。
byルソー・自然は至上の建築家である。自然の一切は最も美しい釣り合いを持って建てられている。
byロダン・自然は絶えず建設し、また絶えず破壊する。自然の工場は及び難い。
byゲーテ・自然は絶えず我々と語るが、その秘密を打ち明けはしない。我々は常に自然に働きかけ、しかもそれを支配するなんの力もない。
byゲーテ・自然は認識の対象でもなく、意志の素材でもない。自然はそのうちに人間を包んで生きているのである。
by唐木順三・自然はやさしい案内者である。賢明で、公正で、しかもやさしい。
byモンテーニュ・自然を翻訳するとみんな人間に化けてしまうから面白い。崇高だとか、雄大だとか、雄壮だとか。
by夏目漱石・自然を見よ。そして自然が教える道をたどっていけ。自然は絶えず子供を鍛える。
byルソー・自然を無理強いしてはいけない。自然を歪曲することは恐ろしい。
byロダン・慈善は、それが犠牲である場合のみ慈善である。
byトルストイ・自尊心とは空気でふくらませた風船である。ちょっと突いただけで炸裂して風になってしまう。
byヴォルテール・自尊心は多くの美徳の源泉である。虚栄心はほとんどすべての悪徳・悪癖の源泉である。
byシャンフォール・自尊心は美徳ではないとしても、それは多くの美徳の両親である。
byコリンズ・時代の波に乗ろうとすることは、すでに追い越されているということだ。
byウージェーヌ・イヨネスコ・実際、酒を飲むことほどこの世で楽しいものはない。それは不幸な人間をくよくよさせず、勇気のある人間をいっそう勇敢にさえするものだ。
byチャールス・ディブデン・知っていることのすべてを語るな。聞いたことのすべてを信ずるな。できることのすべてを為すな。
byドイツの諺・知って行なわざるは知らざるに同じ。
by貝原益軒・嫉妬は恋の姉妹である。悪魔が天使の兄弟であるように。
byブーフレール・嫉妬は常に恋と共に生まれる。だが必ずしも恋と共に死なない。
byラ・ロシュフーコー・失敗の最たるものは、失敗した事を自覚しない事である。
byカーライル・失敗は大きく二つに分けられる。考えたことを実行しなかった場合と、考えずに実行してしまった場合だ。
byジョン・チャールス・サラック・失敗は落胆の原因ではなく、新鮮な刺激である。
byサウザーン・失恋すると、5年後に素晴らしい事が起こります。エレベーターに乗ったら、ハゲて太ったあの人がいて、葉巻をくゆらせながら「ずいぶん長いこと会わなかったね」なんて言ってたりするの。
byフィリス・バテレ・自転車は走ればこそ転倒しない。要領の良い連中は、不安定な世の中を遊泳する。
byアラン・詩というものは傑作であるか、さもなければ全然存在してはいけないものだ。
byゲーテ・死と同じように避けられないものがある。それは生きることだ。
by映画『ライムライト』・死と太陽は直視することは不可能である。
byラ・ロシュフーコー・詩とは、感情の解放ではなくて感情からの脱出であり、人格の表現ではなく人格からの脱出である。
byジョージ・エリオット・詩とは成熟した自然であり、哲学とは成熟した理性である。
byゲーテ・詩とは、地上に生息しながら空中を飛行したがっている水棲動物の日記である。
byサンドバーグ・死とは、ピクニックのとき遠くに聞こえる稲妻の音。
byW・H・オーデン・死とは、私達に背を向けた、光のささない生の側面である。
byリルケ・詩には絵画があり、絵画には詩がある。
byスカルボロー・死ぬことは悪くない。死について考えることから解放してくれるから。
byジュール・ルナール・死ぬことはなんでもないが、この世と別れるのが僕には辛い。
byマルセル・パニョール・死ぬということは、生きているよりいやなことです。けれども、喜んで死ぬことが出来れば、くだらなく生きているよりは幸福なことです。
by谷崎潤一郎・死ぬなら楽に死ぬ。苦しむなら治る。どっちかにしてもらいたい。苦しんだ上に死ぬなんて理屈に合わぬ。
by伊丹十三・死ぬほどの怒りは狂気よりもずっとひどい病で、胸の奥の奥にある一番の秘密をしばしばさらけだすものである。
byヤコプス・死ぬ前に病気にならんことを決めたよ。ぽっくり死ぬのが一番だ。
byソルジェニーツィン・死ぬよりも、生きているほうがよっぽど辛いときが何度もある。それでもなお生きていかねばならないし、また生きる以上は努力しなくてはならない。
by榎本健一・死の恐怖は、解決されない生の矛盾の意識にすぎない。
byトルストイ・死のことは考えるに及ばない。死は我々が手を貸さなくても我々のことを考えてくれているのだから。
byシェンキェーヴィチ・詩の翻訳は、結局一種の親切に過ぎない。
by高村光太郎・詩の目的は心理や道徳をうたうのではない。詩はただ詩のための表現である。
byボートレー・死の持つ恐怖はただ一つ。それは明日がないということである。
byエリック・ホッファール・死はありとあらゆる悲哀の週末なり。
byチョウサー・詩は、怒りと、飢えと、落胆を道連れにしている。
byモーレイ・詩はいたるところに溢れている。美と生命のあるところに詩がある。
byツルゲーネフ・詩はいわゆる詩であってはいけない。人間の感情生活の変化の厳密なる報告、正直なる日記でなければならぬ。
by石川啄木・死は孤独であるかもしれない。しかし、生きているほど孤独であるはずがない。
byアクセル・ムンテ・詩は最上の幸福、最善の精神、最良かつ最高の幸福な瞬間の記録である。
byシェリ・死は人生の終末ではない。生涯の完成である。
byルター・死は救いとは言いながら、そうは悟りきれぬものである。
by大佛次郎・死は生の対極としてではなく、その一部として存在する。
by村上春樹・死は存在しない。生きる世界が変わるだけだ。
byドゥワミッシュ族の格言・詩は悦ばしいものであるけれど、詩を求める人生は幸福ではない。
by萩原朔太郎・しばらく二人で黙っているといい。その沈黙に耐えられる関係かどうか。
byキルケゴール・自負は常に他人の感嘆によって強化される。
byツヴァイク・自分が書けなくとも悲劇をののしることはできる。自分でテーブルが作れなくても悪いテーブルを作ったといって大工を叱ることが出来るであろう。テーブルを作るのが自分の仕事ではないのだから。
byサミュエル・ジョンソン・自分が立っている所を深く掘れ。そこからきっと泉が湧きでる。
by高山樗牛・自分が何かをやることさえ確かだったら、少しぐらい待っても何でもない。
byロダン・自分が人を評価するように、他人もまた自分を評価する。
byフランスの諺・自分こそ正しい、という考えが、あらゆる進歩の過程で最も頑強な障害となる。これほどばかげていて根拠のない考えはない。
byJ.G.ホーランド・自分さえ犠牲になればよいのだ、という情緒的な考え方ほど危険なものはありません。
by伊藤聖・自分自身以上に愛するものがあるとき、人は本当に傷つくのだ。
by映画『グッド・ウィル・ハンティング』・自分自身の道を迷って歩いている子供や青年の方が、他人の道を間違いなく歩いている人々よりも好ましく思う。
byゲーテ・自分自身を愛することは、一生涯続くロマンスを始めることである。
byワイルド・自分自身を幸福だと思わない人は、決して幸福になれない。
byサイラス・自分自身を支配できないものは自由ではない。
byマッティアス=クラウディス・自分にとって大切なことは、他人が自分のことをどう考えているかということではなく、自分が彼らのことをどう考えているかということだ。
byブリヤン・自分にとって何が大切か考えること。それで人の生き方が決まる。
by映画『再会の時』・自分にまったく縁のない環境で暮らすほど恐ろしいことは、この世の中にまたとあるまい。
byドストエフスキー・自分に理解力がないことを苦痛に感じるためには、すでに相当の理解力がなければならない。馬鹿ほどうぬぼれの強いものはない。
byジード・自分の言ったことを決して取り消さない人は、真理よりおのれを愛する人間である。
byジュベール・自分の命を愛しても憎んでもいけない。だが生きている限りは命を大切にするがよい。長く生きるか短命に終わるかは天に任せるがよい。
byミルトン・自分の考えたとおりに生きなければならない。そうでないと、自分が生きたとおりに考えてしまう。
byブールジュ・自分の経験は、どれほど小さくても、百万の他人がした経験よりも価値ある財産である。
byレッシング・自分の恋の勝利を決して自慢しない男は、なんといってもたくさんいるものである。しかし全ての女性は、恋に敗北したことを誰かに話さずにはいられないものだ。
byベルナール・自分の好きなように生きている人間は自由である。
byエピクティタス・自分の仕事は自分の一生を充実させるためにある。
by武者小路実篤・自分の生活に何かを加えて、あるいは何かを減らして、自分の生活を変えてくれる相手でない限り、その人を愛することはできない。
byモンテルラン・自分の全生命を女の愛というカードに賭けた男が、このカードが殺された時、がっくりとなって何事も手につかないほど放心してしまうようなら、そんな人間は――男ではなく、ただの雄である。
byツルゲーネフ・自分の肉体の欠陥や奇形をむき出しにして同情を呼ぼうとする乞食と同じように、自分のくだけた心の状態をさらけ出して人目を惹こうとする作家がある。
byキルケゴール・自分のポケットの小銭は、他人のポケットの大金にまさる。
byセルバンテス・自分の目標を達成している人、あるいは今の自分に本当に満足している人には滅多に出会うものではない。それなのに人生を左右するような問題の選択を大多数の意見に委ねるべきだろうか?
byキングス・レイ・ウォード・自分は学生時代、数学でどうしても勝てない友人が一人いた。学校の寮にいたころ、ある夜ベッドにもぐり込もうとして、ふと、その友人の部屋を見ると数分後まで灯りがついているではないか。”これだ!”と悟った自分は、その翌晩から消灯を友人より数分繰り延べて勉強した。その結果、ついに彼を抜くことが出来た。
byガーフィールド・自分も人間でありながら、その人間が私を人間嫌いにする。
byルナール・自分を憐れむという贅沢がなければ、人生なんていうものには、耐えられない場合がかなりあると私は思う。
byギッシング・自分を好きになったほうがいい。長く付き合うんだから。
by映画『底抜け大学教授』・自分を憎む者を愛してやることはできますが、自分が憎む者を愛してやることはできませんよ。
byトルストイ・資本主義には倒産がつきものだ。キリスト教に地獄があるように。
byフランク・ボーマン・ジャーナリストは公平な批評家であるよりも、むしろ党派的意見の代表者である。
by三木清・ジャーナリズムはポピュラーだが、フィクションとしてポピュラーなだけだ。新聞で見る人生と実生活は別のものだ。
byギルバート・チェスタート・社会が性格にとって有益なものであると同じように、孤独は想像力にとって有益なものである。
byローウェルン・社会的憎悪は、宗教的憎悪と同じく、政治的憎悪よりはるかに強烈かつ深刻である。
byバクーニン・社会に対して何を望むかよりも、自分が社会に何を奉仕できるかを考えるべきである。
byジョン F.ケネディ・社会は大きく二つの階級から成立している。食欲以上に晩餐会の多い連中と、食事の回数より食欲のほうが旺盛な連中と。
byシャンフォール・射撃とは、指を動かそうという誘惑に耐える競技だ。
byオーガスト・ホーレンスタイン・尺取虫の縮むのも伸びんがため
by日本の諺・借金して明日起きるより、今夜食わずに寝よ。
byフランクリン・借金は愚行と犯罪の多産な母親であり、知恵の不足はその父親である。
byベンジャミン・ディスレリィ・自由詩を作るということは、ネットを下げてテニスをやるようなものです。
byフロスト・自由であるとは、自由であるべく呪われていることである。
byサルトル・自由でないのに、自由であると考えている人間ほど奴隷になっている。
byゲーテ・自由に気がついていないときこそ、人間は一番自由なのだ。
byローレンス・自由のないところに正義はない。正義のないところに自由はない。
byゾイメ・自由は新たな宗教であり、われらの時代の宗教である。
byハイネ・自由は外的な事実の中にあるものではない。それは人間のうちにあるのであって、自由であろうと欲するものが自由なのである。
byエルンスト・自由は責任を意味する。だから、たいていの人間は自由を恐れる。
byバーナード・ショウ・自由を愛することは他人を愛することだ。力を愛することは自分を愛することだ。
byハズリット・習慣は、最高の召使いか最悪の主人のいずれかである。
byナサニエル・エモンズ・宗教家は宗教を、道徳家は道徳を、主義の人は主義を私(し)する。それでは宗教も道徳も主義も栄えようがない。
by中勘助「街路樹」・宗教とは、我々の義務のすべてを神の命令とみなすことである。
byカント・宗教にとっては、神聖なるもののみが真実である。哲学にとっては、真実なるもののみが神聖である。
byフォイエルバッハ・宗教の本質は思考でも行為でもなく、直感と感情である。
byシュライエルマッハー・宗教は説教ではなく実践である。
byイギリスのことわざ・宗教は手本によって燃えつづける火である。人に伝えられなければ消えてしまう。
byジュベール・宗教は、人間一般の強迫神経症である。
byフロイト・宗教は蛍のようなもので、光るためには暗闇を必要とする。
byショウペンハウエル・宗教を愛し、守っていくには、それを守らぬ者を憎んだり迫害したりする必要はない。
byモンテスキュー・従順な妻というものは、夫に従うことで夫を支配する。
byパブリアス・サイラス・十一歳で、私は兄を教師に、ユークリッドの幾何学を始めた。私の人生の偉大な出来事のひとつだった。まるで初恋のように目がくらんだ。この世にこれほど素敵なことがあるなんて、想像したことさえなかったのである。
byB.ラッセル・十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの人。
by日本の諺・十八歳では即座に崇拝し、二十歳では愛し、三十歳では欲情し、四十歳では反省する。
byコック・十二才の時のような友達はもう二度できない……もう二度と…。
by映画『スタンド・バイ・ミー』・十人十色というからには、心の数だけ恋の種類があってもいいんじゃないかしら。
byトルストイ・十六歳で美しいのは自慢にはならない。でも六十歳で美しければ、それは魂の美しさだ。
byM.ストープス・重要な事はなにを耐え忍んだかという事ではなく、いかに耐え忍んだかという事だ。
byセネカ・主義は事実によって装飾される。
byジェームス・クーパー・主義は設定され、詰め込まれた真理の表皮に過ぎない。
byヘンリー・ピクチャー・「珠玉の時間を無為に過ごさないように」と注意を受けたことがあるだろうか。そうなのだが、無為に過ごすからこそ珠玉の時間となる時もある。
byJ.M.バリー・十歳にして菓子に動かされ、二十歳にしては恋人に、三十歳にして快楽に、四十歳にしては野心に、五十歳にしては貪欲に動かされる。いつになったら人間はただ知性のみを追って進むようになるのであろうか。
byゲーテ・十歳の民主派、ニ十歳の共産派、三十歳の純粋派、四十歳の保守派。
by太宰治「苦悩の年鑑」・主よ、助けてくれとは申しません。私の邪魔をしないで下さい。
by映画『ポセイドン・アドベンチャー』・狩猟のルール、それは自然の掟以外にはない。
byヘミングウェイ・春宵一刻値千金、花に清香あり月に影あり。
by蘇東坡・諸悪の根源は金そのものではなく、金に対する愛である。
byサミュエル・スマイルズ・生涯をかけて学ぶべきことは、死ぬことである。
byセネカ・蒸気が百年前より少しでも強くなったわけではない。しかしそれは今では、ずっと良く利用されている。
byエマーソン・上機嫌は社交に着てゆける一級品のドレスといえよう。
byサッカレー・状況?何が状況だ。俺が状況をつくるのだ。
byナポレオン・上司がいい人であるように振る舞え。たとえそうでない場合でも。
byカリン・アイルランド・正直とか親切とか、そんな普通の道徳を堅固に守る人間こそ、真の偉大な人間というべきである。
byアナトール・フランス・常識の有無は教育の有無とは関係ない。
byユゴー・上司の権威をつけるための最良の方法は、部下が困っている仕事を解決してやることである。
byバルザック・少女の恋は詩なり。年増の恋は哲学なり。
by長谷川如是閑・昇進は自由への一歩ではなく、束縛への一歩である。職権の力が大きくなればなるほど、奉仕はいよいよ厳しくなる。
byヘッセ・小心者は危険の起こる前に怖れる。臆病者は危険の起こっている間に怖れる。大胆な人間は危険が去ってから怖れる。
byジョン=パウル・小説が人生に似ているというよりも、人生のほうがもっとよく小説に似ている。
byジョルジュ・サンド・小説家はすべての人間の中で、一番神に似ている人間である。小説家は、神の猿(=模倣者)である。
byモ―リアック・少にして学べば壮にして為すあり。壮にして学べば老いて衰えず。老いて学べば死して朽ちず。
by佐藤一斎・情熱家より、冷淡な男のほうが簡単に女に夢中になるものだ。
byツルゲーネフ・情熱的に恋したことのない男には、人生の半分――それも最も美しい半分が隠されている。
byスタンダール・少年老い易く、学成り難し。一寸の光陰軽んずべからず。
by朱子・少年は親たちが思っているより三年早く大人になっている。しかし、自らが考えているよりは二年ほど遅い。
byルイス・ハーシー・少年は最初、自由に向かって溜め息をつく。
byヴォルヴォナル・少年は生活に直面することを恐れない。嫉妬、裁判、人生の悲しさ、これらがすべて苦にならない。
byサン・テグジュぺリ・情念は過度でなければ美しくありえない。人は愛しすぎないときには十分に愛していないのだ。
byパスカル・勝負事をするのは技術ではない。しかし勝負事をやめること、これは技術だ。
byポーランドの諺・証明のいる箴言は表現の下手な箴言である。
byヴォーヴナルグ・上役の過失を決して見出さない下役を信用するな。
byコリンズ・将来を思い煩うな。現在為すべきことを為せ。
byアミエル・「将来を考えろ」「将来なんて捨ててる」「いや、将来がお前を捨ててるんだ」
by映画『サタデーナイト・フィーバー』・少量をうまくやる方が、大量にまずくやるよりもよい。
byソクラテス・食欲なくして食べることが健康に害あるごとく、欲望を伴わぬ勉強は記憶をそこない、記憶したことを保存しない。
byダ・ヴィンチ・食卓の快楽はあらゆる年齢、あらゆる身分、あらゆる国、あらゆる日々に共通である。それらはあらゆる他の快楽と結びつくことができ、それらを失ったのちにも、われわれを慰めてくれる最後のものである。
byサヴァラン・食卓の周りに座っている子供達がそのまま全人生なのである。我々は彼らと同じに人生の最も些細な心掛かりと最も輝かしい希望とを再び見いだす。
byモーリアック・食卓は、最初の間は人々が決して退屈することのない唯一の場所である。
byサヴァラン・食物に対する愛より誠実な愛はない。
byバーナード・ショウ・食欲は食べているうちに出てくるものだ。
byラブレー・諸君が自分自身に対して関心を持つのと同じように、他人が自分に関心を持っているとは期待するな。
byラッセル・諸君の学識は諸君の時計のように内ポケットにしまっておけ。そして諸君がそれを持っていることを見せたいばかりに、出したり入れたりするな。
byチェスター・フィールド・諸君は相手をだましたと思っている。だが先方は、だまされたふりをしているのだとしたら、どちらが一体だまされているのか。
byラ=ブリュイエール・諸君は一緒にいる人々よりも、けっして利口に思われてはならないし、また、より物知りに見られてはいけない。
byチェスター・フィールド・諸君は私から哲学を学ぶのではない。哲学することを学ぶのだ。
byカント・女子は月経に支配され、男子は月給に支配される。
by長瀬川如是閑・諸種の主義のあいだの闘争がなんだというのか。唯物論、唯心論、社会主義、共産主義といったところで、それはどれも繋いだ犬の首輪なのだ。
byロマン・ロラン「魅せられたる魂」・女性が鏡に映して自分を見るのは、自分の姿を見るためでなく、自分がどんなふうに他人に見られるかを確かめるためだ。
byアンリ・ド・レニエ・女性が綺麗になる方法は二つあります。「いい恋をすること」と「悪い恋をやめてしまうこと」です。
by浜尾朱美・女性が結婚するのには大きな理由がある。男性が結婚する理由は一つもない。群棲欲が彼らを結婚させるだけのことである。
byモンテルラン・女性が最も激しく愛するのは往々にして最初の愛人であるが、女性が最も上手に愛するのは常に最後の愛人である。
byアンドレ・プレヴォ・女性が弱いというのは嘘である。世の中に何が強いと言って、無神経な事ほど強いことはない。
by亀井勝一郎・女性という貨幣は多くの悩みを癒す。もしもそれを、適度にそして適時に使用するならば。
byローガウ・女性にとって満足のいくただ一つの運命は、幸福な結婚である。
byモンテルラン・女性の愛というものは、相手に自分をささげることによって完成され、男性の愛は相手から奪うことによって完成される。
by吉行淳之介・女性の全生涯は愛情の歴史である。
byアービング・女性の直感は、しばしば男性の高慢な知識の自負をしのぐ。
byガンジー・女性の美貌は、高慢の種になることがあっても、けっして愛情のこもった快楽を約束するものではないのです。
byマルロー・女性は、結婚衣装を着けるまでは忠告を受けつけない。
byアディソン・女性は澄んだ鏡のようなもので、わずかに息を吹きかけただけでも曇る。
byヒッペル・女性はたとえ自分を愛する男が野獣のようなものであろうと、愛され崇められれば無関心ではいられないものだ。
byゲオルギウ・女性はどこから見ても低劣であり、女性固有の領域においても全くの無能力であるにもかかわらず、いぜんとして女性がハバをきかしているのは、結局は男性が愚鈍だからである。
byモンテルラン・女性は恋愛においては、たいていの男よりも徹底する。だが、友情においては男が女に勝っている。女が互いに決して愛し合わない原因、それは男である。
byラ・ブリュイエール・書物なき部屋は魂なき肉体のごとし。
byキケロ・書物は青年時代における道案内であり、成人になってからは娯楽である。
byコリアー・知らざると知らずとせよ。これ知るなり。
by孔子・死を恐れないのと、死にたいというのは違う。
by映画『ボディーガード』・死を恐れることは、自分が賢くもないのに賢いと思うことと同じである。
byクラウディウス・死を願望するものは惨めであるが、死を恐れるものはもっと惨めである。
byハインリヒ4世・深海にいきる魚のように自ら燃えなければどこにも光はない。
by明石海人・人格者は人々との間に距離を持つ。なぜなら権威は威信なくして成り立たず、威信は世俗との隔離なしには成り立たないからである。
byドゴール・人格を樹木だとすれば、名声はその影のようなものだ。その影は樹木について私達が考えたものだが、樹木は樹木そのものだ。
byリンカーン・神経病や神経病患者の数が増えたのではない。神経病に眼の肥えた医者が増えたのだ。
byチェ―ホフ・箴言とか格言というものは、我々が釈明に困っているときに驚くほど役に立つものである。
byプーシキン・人口は幾何級数という比例で増加するが、食物は等差級数でしか増加しない。
byダーウィン・真実の愛は幽霊のようなものだ。誰もがそれについて話をするが、それを見た人はほとんどいない。
byラ・ロシュフー・真実の恋とは何かわかるか。犠牲だ。
by映画『クリフハンガー』・真実のない生というものはありえない。真実とは多分、生そのものであろう。
byカフカ・人生が終わってしまうことを恐れてはいけません。人生がいつまでも始まらない事が怖いのです。
byグレース・ハンセン・人生が死より恐ろしいところでは、あえて生きることが最後たる真の勇気である。
byトーマス・ブラウン・人生から友情を取り去ってしまうなどとは、太陽をこの世から取り去ってしまうようなものだ。
byキケロ・「人生最良の時は結婚式の日だった」「最悪の時は?」「それ以後の毎日」
by映画『シティ・スリッカーズ』・人生で一番楽しい瞬間は、誰にも分らない二人だけの言葉で、誰も分らない二人だけの秘密や楽しみをともに語り合っているときである。
byゲーテ・人生で必要なものは、愛と勇気といくらかのお金だ。
byチャップリン・人生で最も苦痛なことは、夢から覚めて行くべき道のないことです。
by魯迅・人生で最も良いものというのは、決して配給されることはない。友情、忠誠心、愛は、配給券を必要としないものである。
byジョージ・T・ヒューイット・人生というのは矛盾から成り立っているものなんだ。もしも、矛盾の中心にちゃんと止まるものなら、人生の意味が分かるはずだ。
byサム・シェパード・人生とは、運命がなみなみと注がれている盃である。
byブラックロック・人生とは、切符を買って軌道の上を走る車に乗る人には分からないものである。
byサモセット・モーム・人生とは孤独であることだ。
byヘッセ・人生とは出会いであり、その招待は二度と繰り返されることはない。
byカロッサ・人生とは、二気筒のエンジンで440馬力を出すことだ。
byヘンリー・ミラー・人生とは、人前でバイオリンを弾きながら、しだいに腕を上げてゆくようなものである。
byサミュエル・バトラー・人生とは、病人の一人一人が寝台を変えたいという欲望に取り憑かれている一個の病院である。
byボードレール・人生において、万巻の書をよむより、優れた人物に一人でも多く会うほうがどれだけ勉強になるか。
by小泉信三・人生において最も絶えがたいことは悪天候が続くことではなく、雲一つ無い晴天が続くことである。
byヒルティ・人生における大きな喜びは、君にはできないと世間がいうことをやることである。
byウォルター・バジョット・人生における無上の幸福は、自分が愛されているという確信である。
byユーゴー・人生に執着する理由がない者ほど、人生にしがみつく。
byエラスムス・人生に疲れたという人がいたら、それは人生のほうがその人間に疲れたのだと思えば間違いはない。
byジョージ・サンダース・人生にとって健康は目的ではない。しかし、最初の条件なのである。
by武者小路実篤・人生にはいやなことがいっぱいある。中でも一番いやなものは、男同士の晩餐だ。
byディスレーリ・人生には真の魅力が一つしかない。それは賭博の魅力だ。だが、もし我々が勝っても負けても平気ならばどうであろう。
byボードレール・人生には、全てをなくしても、それに値するような何かがあるんじゃないだろうか。
映画「風とライオン」より・人生にはただ三つの事件しかない。生まれること、生きること、死ぬことである。生まれるときは気がつかない。死ぬときは苦しむ。そして生きているときは忘れている。
byラ・ブリュイエール・人生には二つの悲劇がある。一つは心の願いが達せられないこと。もう一つはそれが達せられること。
byバーナード・ショー・人生には目指すべき二つの事柄がある。一つは諸君が欲するものを手に入れること。もう一つは、手に入れたのち、これを楽しむこと。ところで、第二のほうに成功する人は人類のうちで最も賢い人だけである。
byローガン・ピアソール・スミス・人生の黄金時代は老いて行く将来にあり、過ぎ去った若年無知の時代にあるにあらず。
by林語堂・人生の賭けで得をしようと損をしようと賭けるべき肉が一ポンドでも残っていれば私はそれを賭けるでしょう。
byロマン・ラマン・人生の真実は、美味で、恐ろしく、魅力的で、奇怪、甘くて、苦い。そしてそれがすべてである。
byA.フランス・人生の小さな不幸せは、我々が大きな不幸を乗り越えていくのを助けてくれる。
byエッシェンバッハ・人生の謎、喜び、哀しみ、そして平安…こうした神秘的な経験を表現するのには、言葉よりも音楽のほうが適している。幾千の言葉を重ねたところで、文学は音楽にはかなわない。優れた音楽は、疲れた知性に清涼感を与え、そして悩める感情に慰めをもたらしてくれる。
byポール・ブラントン・人生のバッターボックスに立ったら、見送りの三振だけはするなよ。
by小林茂・人生の半分はトラブルで、あとの半分はそれを乗り越えるためにある。
by映画『八月の鯨』・人生の節目となる瞬間は、自分でそれと分からない。
by映画『フィールド・オブ・ドリーム』・人生の目的に対する疑問は無限といってよいほどにしばしば提出されてきているが、ついぞ満足できるような答えが与えられたことはない。また、そのような答えはおそらく決して許されないものなのだろう。
byフロイト・人生は生きるに値するか?それはひとえに肝臓にかかっている。
byウィリアム・ジェームス・人生は一冊の書物に似ている。馬鹿者たちはそれはパラパラとめくっているが、賢い人間はそれを念入りに読む。なぜなら、彼はただ一度しかそれを読むことが出来ないのを知っているから。
byジョン・パウル・人生は一頭の馬である。軽快なたくましい馬である。人間はそれを騎手のように大胆に、しかも細心に取り扱わなければならない。
byヘルマン・ヘッセ・人生は一歩一歩、死に向かっている。
byコユネイル・人生は海、金は船頭である。船頭がいなければ、うまく世渡りができない。
byヴェツケルリン・人生は往復切符を発行していません。ひとたび出立したら再び帰ってきません。
byローラン・人生は己を探す旅である。
by藤本義一・人生は外国語だ。たいていの人間はそれを間違って発音する。
byクリストファ・モレイ・人生は、片手に幸福の黄金の冠を持ち、片手には苦痛の鉄の冠を持っている。人生に愛されたものは、この二つの冠を同時に渡されるのだ。
byケー・エレン・人生は学校である。そこでは幸福より不幸の方が良い教師である。
byフリーチェ・人生は学校だ。そしてそこでの失敗は成功するよりも優れた教師だ。
byグラナッキー・人生は、必ずしも思うようになるとは限らない。
by映画『ローマの休日』・人生は苦痛であり恐怖である。だから人間は不幸なのだ。だが今では人間は人生を愛している。それは苦痛と恐怖を愛するからだ
byドストエフスキー・人生は苦しむためのものではない。それはただ、一つの所から別の所へと穏やかに進んで行くものなのだ。ちょうど、天気のよい日に谷間をゆっくり歩いてゆくように。
byスチュアート・ワイルド・人生は、ケチな心配事ばかりしているのには短すぎる。
byC・キングスリー・人生は決して、あらかじめ定められた、すなわち、ちゃんとできあがった一冊の本ではない。各人がそこへ一字一字書いていく白紙の本だ。生きて行くそのことがすなわち人生なのだ。
by大杉栄・人生は悟るのが目的ではないです。生きるのです。人間は動物ですから。
by岡本かの子・人生は自分の手でつかむのです。恋も同じです。
by映画『麗しのサブリナ』・「人生は重大なものだ。快楽などデザートだ」「あら、デザートは好きよ」
by映画『輪舞』・人生は、十段変速の自転車のようなもの。だれもが、自分がもっているものの大半は使っていないのです。
byチャールズ・シュルツ・人生は食パンのような普通の年が多いが、ハムや辛子の年もある。辛子も一緒に噛み締めなきゃならん。
by映画『サンドイッチの年』・人生はすこぶる短く、静穏な時間はごく少ないから、我々は価値無き本を読んで時間を浪費すべきではない。
byラスキン・人生は素晴らしいが、人生の終わりは死である。これは、いかなる人の望みの究極でもある。
byスウィンバーン・人生は全て次の二つから成り立っている。したいけど、できない。できるけど、したくない。
byゲーテ・人生はせいぜいのところ、強情な子供みたいなものだ。寝ついてしまうまでは静かにさせておくために遊ばせたり、少し機嫌を取ったりしなければならないが、眠り込めば心配はおしまいである。
byW・テンプル・人生はそれを感ずる人間にとっては悲劇であり、考える人間にとっては喜劇である。
byラ・ブリュイエール・人生は退屈すれば長く、充実すれば短い。
byシラー・人生はただ歩き回る影法師、哀れな役者だ。出場の時だけ舞台の上で、見栄をきったりわめいたり、そしてあとは消えてなくなる。
byシェークスピア・人生はチャンスだ。結婚もチャンスだ。恋愛もチャンスだ。と、したり顔して教える苦労人が多いけれども、私は、そうでないと思う。
by太宰治・人生はつくるものだ。必然の姿などというものはない。
by坂口安吾・人生は、時にはコーヒー一杯の暖かさの問題なのだ。
by出典不明・人生はどうせ一幕のお芝居なんだから。あたしは、そのなかでできるだけいい役を演じたいの。
by寺山修治・人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。
byベーコン・人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、何事かをなすにはあまりにも短い。
by中島敦・人生は人間が共同で利用するブドウ畑です。一緒に栽培して、共に収穫するのです。
byローラン・人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。しかし重大に扱わなければ危険である。
by芥川龍之介・人生はマラソンなんだから、百メートルで一等をもらったってしょうがない。
by石坂泰三・人生は短い。この書物を読めば、あの書物は読めないのである。
byラスキン・人生は短い。だが、それでも人は退屈する。
byルナール・人生は物語のようなものだ。重要なのはどんなに長いかということではなく、どんなに良いかということだ。
byセネカ・人生は夢である。死がそれを覚まさせてくれる。
byホジヴィリ・人生は旅行であって、死はその終焉である。
byドライデン・人生はレールの上を走っているわけではない。いつでも自分の思うほうへ行くとは限らない。
byウィリアム・ボイド・人生は、私たちが人生とは何かを知る前にもう半分過ぎている。
byW・E・ヘンリー・人生は、私たち一人一人が、それぞれの目を通して見ている映画です。そこに何が起こっているのか、ということは大した違いはありません。それをどのように受け取るかが重要なのです。
byデニス・ウェイトリー・人生より難しき芸術はなし。他の芸術学問には至るところに師あり。
byセネカ・人生を明るいと思う時も、暗いと思う時も、私は決して人生をののしるまい。
byヘッセ・人生を恐れてはいけない。人生は生きるに値するものだと信じなさい。その思いが、事実を作り出す手助けとなるであろう。
byウィリアム・ジェームズ・人生を楽しむ秘訣は普通にこだわらないこと。普通と言われる人生を送る人間なんて、一人としていやしない。いたらお目にかかりたいものだ。
byアインシュタイン・人生を喜びなさい。なぜなら、人生は、愛し、働き、遊び、星を見つめるチャンスを与えてくれたのだから。
byヘンリー・ファン・ダイク
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