■2004年5月号■



----------------↓05/25↓---------------

 

・人生でしていることはただ年を取ることだけ――そういう人が時々いる。
byエド・ハウ(米・小説家)

 

・魂において頑固であれ。心において柔軟であれ。身体において活発であれ。
by作者不詳

 

・多くの金を渡されるということは、ガラス製の剣を、刃をこちらに向けて渡されるようなものだ。
慎重に、そしてゆっくりと手に取りながらあなたは悩むだろう。これは一体何の役に立つのだろうか、と
byリチャード・バック(米・小説家)

 

----------------↓05/23↓---------------

 

・世の中は踊り子に似ている。踊り子はしばらくの間、誰とでも踊る。
byエジプトの諺

 

・真の苦労は人目につかない苦労である。人目につく苦労は、虚栄心されあれば楽にできる。
byラ=ロシュフーコー

 

・真面目に考えよ。誠実に語れ。摯実(しじつ)に行え。汝の現今に蒔く種は、やがて汝の収むべき未来となって現われるべし。
by夏目漱石

 

・誰に対しても過去にあなたが見せた行為や恩のことを持ち出すな。
人の世話をしたらその後そのことは忘れてしまうこと。
byH.J.ブラウンJr

 

----------------↓05/21↓---------------

 

・刀剣短くば一歩を進めて長くすべし。
by柳生但馬守宗矩

 

・薔薇の花に「なぜ」はない 薔薇の花は咲くから咲く
自分のことなど少しも構っていない 人に見られるかどうか問いはせぬ
byジレージウス

 

・若いうちはこれが自分の実力なのかと悩む必要はない。
どうせ自分の力などわかりっこないのだから、ただ思いきりぶつかって行くほうがいい。
by藤沢秀行「人生の大局をどう読むか」

 

・私は暴力に対して一つの武器しか持っていなかった。その武器とは、すなわち暴力だ。
byサルトル「歯車」

 

----------------↓05/19↓---------------

 

・偉大な魂は、常に凡人から激しい反発を食らう。
byアインシュタイン

 

・今戦わない人間があとで戦うわけがない。戦わないための言い訳なんて、無限に考えつけるものなんだ。
by流 全次郎『男組』

 

・私は、どんなに愛していた女とでも一時間以上話しているのは退屈だった。
by芥川龍之介

 

・自分は自分である。何億の人間がいても自分は自分である。そこに自分の自信があり、誇りがある。
by松下幸之助

 

----------------↓05/17↓---------------

 

・ちっともいい世の中でないのに、こうして生きていたいなんて不思議だなあ。
by小林多喜二「その出発を出発した女」

 

・私が確信できることがたったひとつだけある。それは確信できる事はほとんどないということだ。
byW.S.モーム

 

・実物には一向に感心しないくせに、それが絵になると、似ていると言って感心する。絵とはなんとむなしいものだろう。
byパスカル「パンセ」

 

----------------↓05/16↓---------------

 

・定石をよけい知っている利口な奴が、その分だけほかより先を読んで、必ず勝つ。
そのつまらなさ。その退屈さが現代を堕落させる。
by岡本太郎「原色の呪文」

 

・なすべき仕事をたくさん持っていない限り、怠惰を楽しむことはできない。
byジェローム「怠け者の怠惰な考え」

 

・嫌々する労働はかえって人を老衰に導くが、自己の生命の表現として自主的にする労働は、その生命を健康にする
by与謝野晶子「愛の創作」

 

----------------↓05/10↓---------------

 

・人と同じ人生?なんだいそりゃ?それじゃあ君が生きる価値なんか無いじゃないか。
by太宰治「日の出ずる明日」

 

・どこか遠くへ行きたいとあこがれ、慌ただしく飛び立とうとしているようだが、
君自身にも他人にも誠実であれば、狭い世間もさながら自由の別天地だ。
byゲーテ

 

----------------↓05/09↓---------------

 

・見にくいものはよく見える。当たり前のものが最も見えにくい。
byエドワード.R.ムロウ

 

・辞書は時計の様なものだ。どんなに粗悪なものでもないよりはましだ。
しかしどんなによいものでも完全無欠を期待するわけにはいかない。
by S.ジョンソン

 

・人間のすべての知識の中で、最も役に立つのに最も進んでいないのは人間についての知識である。
byルソー

 

----------------↓05/05↓---------------

 

・恋する男にとっては、相手がどんな身なりをしていても、そんなことはどうでもいい、
相手も彼のことを考えていることがわかればいいのだ。
byルソー『エミール』

 

・私は、贈り物の価値は気にしないけれども、贈り物をする人の心を重視する。
byマルグリット・ド・ナヴァール『エプタメロン』

 

・かつては「平和」のために軍備が拡張せられねばならぬと言われた。
今は「平和」のために軍備が縮小せられねばならぬと言われる。
「平和」がそれを聞いたら何と答えるだろう。
by島崎 藤村

 

----------------↓05/02↓---------------

 

・我々を助けてくれるものは、友人の援助そのものというよりは、友人の援助があるという確信である。
byエピクロス

 

・私はお前の言うことに反対だ。だが、お前がそれを言う権利を私は命にかけて守る。
byヴォルテール

 

・社会が自分を裏切ったから自分はだめになった、などと言うのは口実に過ぎない。
自分の教育に責任があるのは、まず自分であり、最終的に自分である。
by曾野綾子

 

・毎日掃いても落葉がたまる。これが取りもなおさず人生である。
by田山花袋

 

----------------↓05/01↓---------------

 

・五月の朝の新緑と薫風は私の生活を貴族にする。
by萩原朔太郎「月に吠える」

 

・世界が好きな季節は春。五月はどんなことをも可能にしてしまう。
byエドウィン・ティ−ル

 

(36-07/11/12)


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