■2005年5月号■



----------------↓05/26↓-----------------

 

・私は若い人々に向かって言いたい。死ぬるにしても、生きるにしても、25歳までに決定したまえと。
by稲垣足穂
(作家:1900-1977)

 

・太刀は敵の出方により、場所により、形勢により、どう構えようと、敵を斬りやすいように持てばいいのである。
上段だの下段だのといって、固定した構えに拘泥してはいけない。構えはあって無きものである。
by宮本武蔵
(剣術家、武芸家:1584?-1645)

 

・賢いとは、多くのことを知っているということではなく、大事なことを知っているということだ。
byアイキュロス
(ギリシャ:詩人:前525〜前456)

 

・苦痛がなければ、お前は無価値だ。
byバタイユ

 

----------------↓05/23↓-----------------

 

・人間の男性は、異性を殴る唯一の動物である。
したがって人間の男性は動物のオスの中でもっとも野蛮であると結論すべきである。
ただ、人間の女性が動物のメスの中でもっとも我慢のならない存在でないならば。
byジョルジュ・クルトリーヌ

 

・国家は自らの暴力を法律と呼び、個人の暴力を犯罪と呼ぶ。
byマックス・シュティルナー
(独:哲学者:1806-1856)

 

・馬鹿に会いたくないというのなら、まず自分の鏡を壊すことだ。
byフランソワ・ラブレー
(仏:作家:1483-1553)

 

お前達の前途がどうぞ多難でありますように。多難であればあるほど、実りは大きい。
by壇一雄(最後の無頼派:1912-1976)

 

----------------↓05/19↓-----------------

 

・人食い人種がフォークを使ったら、それを進歩と呼ぶのかい?
byスラニスラフ・J・レック(1909-1966:ポーランド:詩人)

 

・ほんの少しの正確さを犠牲にすると、説明がずいぶんラクになる。
byC・E・エイルズ(英:科学者)

 

・勝てると思えば勝てるのだ。自信こそが勝利の条件である。
byハズリット(英:随筆家、評論家)

 

----------------↓05/15↓-----------------

 

・貧しい人たちは、お金を恵まれるよりも食べ物をあたえられるよりも、
なによりもまず自分の気持ちを聞いてほしいと望んでいる。
byマザー・テレサ

 

・自殺とは人間的能力への窮地の確信なのです。
ある意味で野心であり、虚栄ですらあるかもしれません。決して自己放棄ではありません。
by亀井勝一郎
(文芸評論家)

 

・女は男と結婚した。しかし男は仕事と結婚した。
byインドの諺

 

・よし今度も立派に乗り越えて見せるぞ。朝の来ない夜はないのだから。
by吉川英治

 

----------------↓05/12↓-----------------

 

・主義のために戦うほうが、主義を実践するより易しい。
byアルフレッド・アードラー(1870-1937:独:精神分析学者)

 

・答えはない。答えは存在したことがない。答えはこれからも存在しない。それが答えなのだ。
byガートルード・スタイン(1874-1946:米:詩人・小説家)

 

・退屈な人間は千人に一人しかいない。そして千人に一人しかいないくらいだから、それは面白い人間だ。
byハロルド・ニコルソン(1886-1961:英:政治家、伝記作家)

 

・何よりも大切なのは自分が何を言いたいか知ること。次に誰にそれを言いたいのか決めることだ
byハロルド・ニコルソン

 

----------------↓05/08↓-----------------

 

・軽率に友になるな。すでに友ならば軽率に離れるな。
byソロン
(ギリシャ:詩人)

 

・人生は戦いであり偽善である。ここでは各人ただ自分だけを愛する。
byシラー
1759-1805:独:詩人)

 

・行動を伴わない批判は偽善よりも悪質である。自己を正当化するために行う批判は偽善に等しい。
by堀田 力
(1934-:弁護士)

 

----------------↓05/06↓-----------------

 

・自分自身に満足できない人間は、どこへ行っても満足できないだろう。
byラ・ロシュフーコー
(1613-1680:仏:思想家)

 

・テレビはとても教育的だと思う。誰かがテレビをつけるたび、私は別に部屋に行って本を読むから。
byグルーチョ・マルクス
(1890-1977:米:コメディアン)

 

----------------↓05/05↓-----------------

 

忘れていた 忘れていた 
やがて死ぬ身であることを
飯を食らい お茶を飲み 馬鹿話をして 
けちくさい恋も照れてやり 小説本を読みながら
死ぬことを忘れていた やがて死ぬことを
by織田作之助(日記より)

 

----------------↓05/04↓---------------

 

・彼は、もう長いこと感じたことのない落ち着きを感じた。
代数の試験に失敗して、かえって解放されて自由になったと感じたときに似ている。
失敗はそれなりに完璧な確実さだ。そして確かなことにはいつも平穏がある。
byトルーマン・カポーティ
(1924-1984:米:作家)

 

・魅力のない人間には、誰もわざわざ悪口など言わないものだ。
byトルーマン・カポーティ

 

・言葉は言葉に過ぎない。説明は説明に過ぎない。約束は約束に過ぎない。行動だけが真実だ。
byハロルド・ゲーニン

 

(28-07/11/12)


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