〔愛の格言シリーズ第5弾〕

恋の格言 その5

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宗教 | 処世 | 人生 - No2 - No3 - No4 | 生死 - No2
運命 | 失恋 | 青春 | 不幸 | 人間 | 名台詞 - No2 | 友情

・恋愛においては、あまり好きにならないことが、 好きにならせる確実な方法である。
byラ・ロシュフーコー

・私は彼を深く愛している。彼と一緒ならどんな死にも耐えられる。
しかし、一緒でなければ、たとえ生きていても生きていることにはならない。
byミルトン「失楽園」

・僕はおまえが好きだった。そして今でも好きなんだ。
たとえ世界が木っ端微塵になったとしても、その残骸の破片から、恋の想いは炎となって燃え上がる。
byハイネ『歌の本』

・愛は説明を必要としないものだ。何度も気持ちを説明しあう恋人同士は、
すでに離れているか、離れかかっている。
byA.フロサール

・愛されないということは不運であり、愛さないということは不幸である。
byアルベルト・カミュ

・人生はチャンスだ。結婚もチャンスだ。恋愛もチャンスだと、したり顔して教える苦労人が多いけれども、
私はそうではないと思う。私は別段、例の唯物論的弁証法に媚びるわけではないが、
少なくとも恋愛は、チャンスではないと思う。私はそれを意思だと思う。
by大宰治

・愛は、この世に存在する。きっと、ある。見つからぬのは愛の表現である。その作法である。
by太宰治

・恋愛論を得意気に語る奴には、恋人がいない。
byマーフィーの法則

・その人が好きなのか?それとも、とりあえず人並みに「恋人のいる私」でいたいのか?
by伊藤守「恋の法則100」

・もしも人から、なぜ彼を愛したのかと問い詰められたら、
「それは彼が彼であったから、私が私であったから」と答える以外には、何とも言いようがないように思う。
byモンテーニュ「エセー」

・恋愛というものは常に一時の幻影で、必ず亡(ほろ)び、さめるものだ、
ということを知っている大人の心は不幸だ。
by坂口安吾

・もしクレオパトラの鼻がもっと低かったなら、歴史の顔は変わっていただろう。
人間のむなしさを知ろうとするなら、恋愛の原因と結果とをよく眺めるがよい。
byパスカル

・初恋の魅力は、この恋がいつかは終わるということを知らないことだ。
byディズレーリー

・初恋は、男の一生を左右する。
byモロア

・初恋は純の醇(じゅん)なるものだ。それきりで終わる人は誰よりも幸福な人だ。
by厨川白村(英文学者)

・女は初めてできた恋人をいつまでも離すまいとする。第二の恋人が出来ないかぎり。
byラ・ロシュフーコー

・恋は空腹で生き、満腹になって死ぬ。
byミュッセ「マルドッシュ」

・月と恋は満ちれば欠ける。
byポルトガルの諺

・彼らにとって絶対に必要なものはお互いだけで、お互いだけが、彼らにはまた充分であった。
彼らは山の中にいる心を抱いて、都会に住んでいた。
by夏目漱石「門」

・分かっているでしょうが、手紙を書くのは相手に書くので自分に書くのじゃありません。
だから自分の考えていることを言うよりは、なるべく相手を喜ばせることを書くようになさい。
byラクロ「危険な関係」

・当人が偉大になればいい。そうすれば恋のほうから必ずあとについてくる。
byエマーソン「霊の法則」

・最初のキスを笑いながら交わして、いざ別れるとなっても、しんみりとやさしい話をして別れるのが、一番安全でいい。
byシュニツラー

・あの人が私を愛してから、自分が自分にとってどれほど価値のあるものになったことだろう。
byゲーテ「若きウェルテルの悩み」

・どうしてもどうしてもさわりたくて、気が狂うほど、もういてもたってもいられなくて、彼女の手に触れることができたらもうなんでもする、神様。
by吉本ばなな「とかげ」

・人生で一番楽しい瞬間は、誰にも分からない二人だけの言葉で、
誰にも分からない二人だけの秘密や楽しみを、ともに語り合っている時である。
byゲーテ

・恋する女の最高の幸福は、恋する男性によって彼自身の一部と認められることである。
byボーヴォワール

・人を誘惑することのできないような者は、人を救うこともできない。
byキルケゴール「誘惑者の日記」

・お前の唇は苦い味がした。あれは血の味だったろうか?
……いや、ことによったらあれは恋の味かもしれない。恋は苦い味がするというから。
byO・ワイルド「サロメ」

・愛してくれているとは思います。けれども、明日、一ヶ月後、一年後、やはり今と同じように私のものになって、満足しているという証拠を見せてもらえるでしょうか?
せめて今日、たった今、全く私のものであるという証拠を見せてもらえるでしょうか?
私はあなたという人の、どれだけを自分のものということができるのでしょうか?
byダヌンチオ「死の勝利」

・魅力あるもの、キレイな花に心を惹かれるのは、誰でもできる。
だけど、色あせたものを捨てないのは努力がいる。色のあせるとき、本当の愛情が生まれる。
by遠藤周作

・男が他の女に恋をしたら、もうなんとも手のほどこしようがありません。
人生とはこんなものです。どちらに罪があるといった性質のものでは無いんですもの。
byイルダ

・恋には二種類ある。その一つは、人を誰でも見苦しいものにしてみせる"満たされない恋"であり、
他の一つは、人を誰でも白痴にする"満たされた恋"である。
byコレット

・愛と憎しみは双生児である。愛すればこそ憎むし、憎むほどの想いがあって初めて愛するのだ。
by野上弥生子「夫と妻」

・自分の生活に何かを加えて、あるいは何かを減らして、自分の生活を変えてくれる相手でない限り、その人を愛することはできない。
byモンテルラン

・情念は過度でなければ美しくありえない。
人は愛しすぎないときには十分に愛していないのだ。
byパスカル

・女というものは幸福な人間を愛することが出来るかどうか私には分からない。
愛する男に少しの憐れみも感じなかったような女は、多分恋とはどういうものか知らない女であろう。
byルノルマン

・宇宙をただ一人の者に縮め、ただ一人の者を神にまで広げること。それが恋愛である。
byユゴー

・全ての偉大な恋愛のうちには母性愛がある。
真の女らしい女たちが男の力を愛するのは、男の弱さを知っているからである。
byモロア

・空は女の恋のようなものであり、海は男の恋のようなものである。
それぞれ下と上とで区切りに限界があることに気付かない。
byモーリス・トンプソン

・恋愛は若いものの幸福な特権であり、老人の恥辱である。
byシルス

・心の底を傾けた深い交わりは禁物です。
愛情の紐は解けやすくしておいて、会うも別れるも自由なのがよいのです。
byエウリーピデース

ヘルメル「男はだな、たとえ愛するもののためといえども、名誉を犠牲にすることはできんのだ!」
ノラ「しかし幾千万の女それをしています」
byイプセン

・女が男を愛するというときは、男はたとえ彼女を愛していないくても聞いてやらねばならない。
byブローニング

・恋愛においては疑うよりもだますほうが先に立つ。
byラ=ロシュフーコー

・夜中に命がけで書いたラブレターほど、翌朝読むに耐えないものはない。
また、投函したとたん猛烈に書き直したくなる。
byマーフィの法則

・どの女性も一生に一人、強くて責任感のある男性を必要とする。
この安全を手にすると、彼女は本当にしたいことに取りかかる事ができる。
すなわち、弱くて無責任な男と恋をするのだ。
byリチャード・J・ニーダム

・私がお前を愛するごとく、お前も私を愛するならば、我々の恋を切り裂くナイフがあろうか。
byキプリング

・恋は、できの悪い学者よりも数倍勝る人生の教師である。
byアレクサンドリクス

・あなたと一緒に歩く時は、ぼくはいつもボタンに花をつけているような感じがします。
byサッカレー

・恋は小鳥のように小枝に止まり、歌を聞かせて人をうっとりさせる。
そして、恋が、飛び立つ翼を持っていることを忘れさせる。
byワトソン

・人が恋をしはじめた時は、生きはじめたばかりのときである。
byスキュデリ

・恋と噂話はいちばんお茶を美味しくさせる。
byフィールディング

・恋の運命は目隠しゴッコの鬼のようなものだ。
byグリボエードフ

・恋が入ってくると、知恵が出ていく。
byローガウ

・恋は、それが秘密でなくなるとともに、楽しみでなくなってしまう。
byアラフ・ベーン

・人間は恋と革命のために生まれてきたのだ。
by太宰治

・短く笑って、長く泣く。それが恋の習いだ。
byガイベル

・18歳では即座に崇拝し、20歳では愛し、30歳では欲情し、40歳では反省する。
byコック

・男が女を愛する第一の条件は、その女が自分の気に入るかどうか、ということである。
ところが女にあっては、もう一つの条件がいる。それは、自分の選択が他人に気に入られるかどうかということである。
byグールモン

・愛情には一つの法則しかない。それは愛する人を幸福にすることだ。
byスタンダール

・恋をする男は自分の能力以上に愛されたいと願ってる人間である。それが彼を滑稽に見せる理由である。
byシャンフォール

・恋というものは心から心に至るもっとも短い道である。直線である。
byモーリス・ブデル

・男は自分が幸福にしてやれる女しか愛さない。
byアシャール

・あの女が落とした扇子を拾え。どうしたらよいか分からなくても構わないから。
byエリュアール

・学問のある人間が大勢集まってあらゆる機械や薬品を考え出したが、
いまだに女性が原因で起こる病気の薬を考え出そうとした学者はいない。
byチェーホフ

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