■2003年12月号■



----------------↓12/30↓---------------

 

・春風を以って人に接し、秋霜を以って自ら慎む。
(他人には春風のような穏やかさで接し、自分には秋霜のように厳しく身を慎め)
by佐藤一斎「言志四録」

 

・平凡なことを毎日平凡な気持ちで実行することが、すなわち非凡なのである。
byジイド

 

・失敗する?勇気のネジを巻き切るのです。そうすれば失敗なんかするわけありません。
byシェークスピア「マクべス」

 

・初心忘るべからず、時々初心忘るべからず、終生初心忘るべからず
(何事も初心を忘れてはならない。時に応じて初心を思い出さなければならない。初心は生涯忘れてはならない)
by世阿弥「風姿花伝」

 

・愚か者のいることに感謝しよう。彼らなしには他の人間の成功はないのだから。
byマーク・トゥウェイン

 

----------------↓12/28↓---------------

 

・禁じられていないということは、許されているということではない。
byキケロ(古代ローマ・政治家)

 

・ロバと王様と私/明日はみんな死ぬ/ロバは飢えて/王様は退屈で/私は恋で……/時は五月
byジャック・プレヴェール

 

「自分の人生がどんどん過ぎ去って行くのに、その人生を"本当"に生きてない、なんて思うと僕はたまらないんだ」
「闘牛士でもないかぎり、自分の人生の毎日毎日を本気で生きてる奴なんか、いるものか」
byヘミングウェイ『日はまた昇る』

 

----------------↓12/27↓---------------

 

・政治の世界では、何かを言ってほしければ男性に頼みなさい。何かをしてほしければ、女性に頼みなさい。
byマーガレット・サッチャー

 

・女の年なんて、まるで問題にならんことさ。一番いい音色は一番古いバイオリンから出るじゃないか。
byシグマンド・エンゲル

 

・きれいな女は想像力のない男達にまかせておけ。
byアナトール・フランス

 

・自分の美貌を鼻にかける女は、美貌に勝る立派な長所がないことを自らふれまわるようなものである。
byレスピナク

 

----------------↓12/26↓---------------

 

・周囲と同じであることのほうが楽なこの世界では、
自分でありつづけることは人生におけるもっとも過酷な戦いに挑むことである。
byE・E・カミングス(詩人)

 

・靴が一足もなくて惨めな気持ちだった。しかしそれも、足を失った男を見るまでだった。
byハロルド・アボット

 

・一人でいることは孤独とは全く違う。これは素晴らしい発見でした。
byエレン・バースティン

 

----------------↓12/23〜25↓---------------

 

・無知を恐れるなかれ、偽りの知識を恐れよ。
byパスカル

 

・日記――自分の生活の中で、自分自身に対して赤面せずに物語ることのできる部分についての日々の記録。
byA・ビアス

 

・オリンピックの大会で最も重要なのは勝つことではなく参加することだ。
ちょうど、人生で最も重要なのが勝つことではなく努力することであるように。
byド・クーベルタン

 

・世間は階段のようなもの。ある人は登り、ある人は降りる。
byジプシーの諺

 

・平均的なキリスト教徒の家で、クリスマスの行事は12/24の晩から25日の夕暮にかけて行われる。
その行事とは、晩餐、真夜中のミサ、イヴのパーティー、パーティーの後の嘔吐、
プレゼントの交換、クリスマスの昼食、クリスマスの昼食の後の嘔吐、そして叔母さんへのキス、である。
byピエール・デブロージュ

 

----------------↓12/22↓---------------

 

・なにゆえに人は多数に従うか。彼らがいっそう多くの道理をもっているからか。
否、いっそう多くの力を持っているからである。
byパスカル「パンセ」

 

・心焉(ここ)にあらざれば、視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえども其の味を知らず。
by「大学(中国の古典)」

 

・暖かさを好むものは、 煙を我慢しなければならない。
byロシアの諺

 

・唯一の確かなことは、確かなものなどないということだ。
byプリニウス一世

 

----------------↓12/21↓---------------

 

この男にもかつては恋人がいた――我々と同じように。ところが彼女は報いてくれなかった(とかく報いてくれないものだ)。彼は今でもその美しい娘が昔のままだと思っている(実際はまるで変わってしまったが)。そして彼女が金のための結婚などしないで、恋心に従って自分と結婚していたら、きっと二人は幸福になったと信じている(実際は幸福になどならなかったろうが)。そして今でも彼女が自分に対して、やさしい気持ちを持っていてくれると思っている(実は彼女はしたたか者だと言う評判があるのに)。
byチャールズ・ディケンズ『互いの友』

 

屠殺場の一階では牛たちが元気に群がってガツガツ食い、モウモウ鳴き、なかにはつがいになってご機嫌で愛のいとなみを楽しんでいるものもいた。だが二階ではすでに機械が鉄槌を打ち下ろし、動物たちを叩きのめし、切り刻み、皮を剥ぎ、内蔵を引っ張り出しているのかと思えば、この光景にまさる強烈な印象はなかった。牛たちは愚かにも、これから自分たちがどこに連れて行かれるかを知らないのだ。
byステファン・ツヴァイク

 

----------------↓12/20↓---------------

 

・人は自分に賛同してくれる人といると快適だが、自分に賛同しない人といると成長する。
フランク・A・クラーク

 

・幸運だった、というわけではない。私はそれだけの努力をしてきた。
byマーガレット・サッチャー

 

----------------↓12/19↓---------------

 

・成功不成功は人格の上になんの価値もない。人は多くそうした標準で価値をつけるが、
私はそういう標準よりも理想や趣味の標準で価値をつけるのが本当だと思う。
by田山花袋「田舎教師」

 

・自分自身を計る物差しは、"これから何ができるか"だ。しかし人は、"これまで何をしてきたか"で私を評価する。
byヘンリー・ワズワース・ロングフェロー

 

・自分に自信がないのなら、どんなに高価な服を着たって意味がない。
byレオンティーン・プライス

 

--------------↓12/17↓-------------

 

・私は何か問題を考えたいとき、心の引き出しを一つ開ける。
問題が解決するとその引き出しを閉め、また次には別のを開ける。眠りたいときには全部の引出しを閉める。
byナポレオン

 

・三十歳の男が十五歳の娘を誘惑したとする。名誉を失うのは娘のほうです。
byスタンダール

 

--------------↓12/16↓-------------

 

・善きにつけ、悪しきにつけ、変革にはある種の救いがある。
byアーヴィング

 

・変化は苦痛だ。だが、それはつねに必要なものなのだ
byカーライル

 

--------------↓12/14↓-------------

 

・均整の少し異常なものでなければ、最上の美ではない。
byベーコン

 

・この世で最も美しいものは最も無用のものである。孔雀と野の百合(ゆり)を見よ
byラスキン

 

・美しい花はあるが、花の美しさというようなものはない。
by小林秀雄

 

(38-08/05/06)


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