■2005年11月号■


 

----------------↓11/29↓---------------

 

・生まれかわったような/朝を迎えたい/その日かぎり/死んでも惜しくないような
by壷井繁冶

 

・人間は、恐れている人より、愛情をかけてくれる人を容赦なく傷付けるものである。
byマキャヴェリ「君主論」

 

・私は自分の生のみすぼらしさ、つたなさがあわれでならなかった。
夜通しの仕事の机にも小さい美術品を置いて自分を支えた。
by川端康成

 

・賢者はこの身の死することを悲しまずして、その国の衰うることを憂う。
by蘇 老泉「管仲論」

 

・個人の偉大な精神や価値が侵害されるときに、社会の無気力化と堕落が始まる。
そして、そのような社会は、遅かれ早かれ、危機に陥る。
byアルベルト・シュバイツェル(独:神学者・医者:1875-1965)

 

・株式市場で成功するには、できるだけ各方面の情報を集め、周到なる注意を持って研究し、
その株が上がるか下がるかについて熟慮判断することである。そして、判断がついたら、その逆を張れ。
byムーア(ロックアイランド鉄道社長)

 

----------------↓11/21↓---------------

 

・神は死んだ!神は死んだままだ!それも、俺達が神を殺したのだ!
byニーチェ「悦ばしき知識」

 

----------------↓11/20↓---------------

 

・人間のもっとも悲惨な状態……それは侮辱されることに慣れてゆくことである。
by亀井勝一郎

 

・本を読みながらノートを側において、覚えておきたいと思う意味深い箴言をそこに書き留めておくのは好ましいことだ。
いつか気持ちがふさいだときなど、これを眺めれば、書きとどめられた賢者達の思索は生きてゆくのを助けてくれるだろう。
byアンドレ・モロア

 

・ドイツの偉い哲学者の著作は、なるほどきわめて深遠で、底知れないほど深遠で、たいそう意味深く、
びっくりするほど何を言っているのか分からない。閉まっていて開ける鍵もない穀倉なんか、民衆に何の役に立つというのだ。
byハイネ

 

・ユーモラスであるには下品であることを必要としない。
byJ・E・T・ロジャース

 

・女から見て滑稽にみえるような男はどうにもならない。ユーモアは心の広さや豊かさを示す。
心の狭いケチな男は滑稽に見える。似たようで大違いだ。
by石川達三

 

----------------↓11/15↓---------------

 

・「美しき死」とは美しく生きることだ。
byマーフィーの法則

 

・障害は不便である。しかし、不幸ではない。
byヘレン・ケラー

 

・中傷は奇妙な掟を持つ悪徳である。それを殺そうとすれば生きるが、放っておけば自然死する。
byトマス・ペイン(1737-1809:英:著作者、革命思想家)

 

・恋愛も友情も、私にとっては情熱的な事件なのだ。
だが男が本当に私になにを与えたかということは、彼と一緒にいる間はわからない。
あっというまに過ぎ去った男、一緒に暮らした男が、私にあたえた重みや重要さを感じるのは、彼らが過ぎ去ったあとである。
ジャンヌ・モロー(フランスの女優)

 

----------------↓11/13↓---------------

 

・あなた方、生きているのが何か当然のように思っていないか?
by中村天風(1876-1968:思想家)

 

・人類には次の三つのタイプしかいない。
一つ目は、死人。二つ目は、死んでいないが、ただ生きているだけの人。三つ目は、海に向かって旅立つ人。
byプラトン(前4C:ギリシア:哲学者)

 

・将来を恐れるものは失敗を恐れて己の活動を制限する。しかし、失敗は成長に続く唯一の機会である。
真面目な失敗は、何ら恥ではない。失敗を恐れる心の中にこそ、恥辱は住む。
byH.フォード(1863-1947:米:フォード創業者)

 

----------------↓11/10↓---------------

 

・自分を許さないということは、世界さえも変えられる力を自分の中に閉じ込めてしまうということです。
自分を裁き、自分に罪を加えるのは、所詮自己満足です。自分を厳しく追求することは、決して褒められたことではありません。
なぜなら、それは誰のためにもならないからです。
byパトリック・ミラー

 

・船底のない船は不安定で真っ直ぐ進まない。一定量の心配や苦痛、苦労は、いつも誰にでも必要である。
byショーペンハウエル
(1788-1860:独:哲学者)

 

・破壊と苦痛に終わりはない。不死身の蛇のように、頭を切り落としても替りが生えてくる。
いずれこの戦争も終わるが、また次が始まるだろう。
by映画『眼下の敵』
(1955:米・独)

 

----------------↓11/06↓---------------

 

・ちくしょう!この世には綺麗なものがありやがる。
byサリンジャー『フラニーとゾーイ』(補足)

 

・自分のように他人に嫌われていい人間は少ないと心の底から思うときに、他人に親切にされると心の底から嬉しい。
涙が出てくる。この涙あればこそ自分は淋しい世界に生きてゆける。自分はこの頃淋しいのだ。
by武者小路実篤『他人の親切』

 

・いくら淋しくたって、いくら不安だって、自分は生きていく義務がある。
by武者小路実篤『逃げ場』

 

・人生なんてやさしい。目を閉じて、見るもの全てを誤解すれば。
成功するのはそれほどやさしくない。でも何だって何とかなるものさ。僕はそんなこと、どうだっていいんだ。
byジョン・レノン&ポール・マッカートニー『いちご畑よ永遠に』

 

----------------↓11/02↓---------------

 

・紙や土地を売り買いして儲けているのは会社とは言えない。物をつくらない奴はダメだよ。
by本田宗一郎(1906-1991:ホンダ創業者)

 

・地獄で一番過酷な場所は、重大な選択を迫られた時、 どっちつかずの立場を取った人間のために取ってある。
by出典不明

 

・私の生き方を変えようとする男なんて必要ないの。
だって、私以上に私について知っている人間が他にいると思う?
byシャーリー・マクレーン(
1934-:米:女優)

 

 

(28-07/11/12)

(国名略記:アメリカ→米:フランス→仏:ドイツ→独:イタリア→伊:カナダ→加、オランダ→:蘭、スペイン→西etc.)


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