■2005年9月号■


 

----------------↓09/28↓---------------

 

・すぐに役に立つ人間は、すぐに役に立たなくなる人間である。
by藤原銀次郎

 

・何もかも嫌になる日がある/死にたくなる日がある/何もかも嬉しい日がある/踊りたくなるほど生きたい日がある
by田中精一

 

・諸君は家に在っては父母を軽蔑し、学校に在っては教師を軽蔑し、社会に出でては紳士を軽蔑している。
これらを軽蔑し得るのは見識である。しかし、これらを軽蔑し得るためには、自己により大いなる理想が無くてはならない。
自己に何らかの理想なくして、他を軽蔑するのは堕落である。現在の青年は滔々として堕落しつつある。
by夏目漱石

 

----------------↓09/24↓---------------

 

・こんな薬を10錠飲むより、心から笑ったほうがずっと効果があるはず。
byアンネ・フランク
『アンネの日記』

 

・もっと軽い荷物にして欲しい、と祈ってはならない。もっと強い背中にして欲しい、と祈りなさい。
byセオドア・ルーズヴェルト
(1858-1919:26代米国大統領)

 

・良い行動が悪い行動になることがある。狼を助ければ、羊を殺すことになるのだ。
byユーゴー
(1802-1885:仏:作家)

 

----------------↓09/20↓---------------

 

・きっと生きられますよ。きっと生きる道はありますよ。どこまで行っても人生にはきっと抜け道があると思うのです。
by北条民雄(1914-1937:作家)『いのちの初夜』

 

朝やけ小やけだ/大漁だ/大ばいわしの/大漁だ。
はまは祭の/ようだけど/海のなかでは/何万の/いわしのとむらい/するだろう。
by金子みすゞ(1903-29:童謡詩人) 『大漁』

 

・馬鹿みたいに何をそんなに心配しているの。今、何でもなかったら何でもないのです。
人生って今なんだから、馬鹿みたいに黄色くなった古新聞を握りしめて自分を苦しめるのはやめよう。
by山崎房一(1926-:国際MRA理事)

 

----------------↓09/17↓---------------

 

・さとりということは、いかなる場合にも平気で死ぬることかと思っていたのはまちがいで、
さとりということは、いかなる場合にも平気で生きていることであった。
by正岡子規
(1867-1902:歌人・俳人)

 

・人間の幸せとは、金でも、地位でもない。天職についているという気持ちで元気に働いている満足感である。
by小島直記
『一期の夢』

 

・当たるか、当たらないかという心理から、ブームという一つの形式を生み出した。
流行病はいつの時代にもあったが、極端なブーム形式となったのは最近である。
青年は、このブームに抵抗してほしい。およそブームと名のつくもの、ベストセラーと名のつくものは敬遠したほうがいい。
一、二年経って一般にもてはやされなくなったころ、静かに、その実質を検討してみることだ。
by亀井勝一郎

 

----------------↓09/14↓---------------

 

・ゴマをすったり同情を買ったりして昇進しようとする人間がいつでも何人かはいる。
しかし、良心的で仕事熱心でごますりが苦手な人間には絶対不公平なことだ。
byウォルト・ディズニー

 

・ミッキーマウスを最初に認めてくれたのは評論家でもなく興行主でもなく、それは「大衆」だった。
だから僕は何をやるにしても直接大衆の前へぶつけることにした。
byウォルト・ディズニー

 

・おまえのものは俺のもの。俺のものは俺のもの。
(What's yours is mine, and what's mine is my own.)
byシェイクスピア
「尺には尺を」

 

----------------↓09/09↓---------------

 

・物を与えることだけを慈善と心得ているのは、額に汗することを知らない人々だけである。
byタゴール
(印:1861-1941:詩人、宗教哲学者)

 

・たとえあなたがどんなに勤勉な人間であろうとも、自分自身の力だけで生きていると思うな。
たとえあなたがどんなに裕福な人間であろうとも、他人の助言なしでは一日も生きてはいられないのである。
byペラソ・ウォルフ

 

・どんな政府も同じさ。労働党だろうと保守党だろうと。どちらもお互いに反対しあっているだけだ。
彼らの仕事はそれだけだ。どうして肩を組んで祖国のために働けないかな。
byリンゴ・スター
(英:1940-:元ビートルズ)

 

----------------↓09/06↓---------------

 

・自分を救うことだけしか考えないものは滅び、他人を救うために耐えざる努力を続けるものは不滅である。
byヘンダーソン

 

・自分がわずかなことしか知らないということを知るためには、多くのことを知る必要がある。
byモンテーニュ

 

・人間は、自分をその実際の姿と違うものに見せかけようとするときほど滑稽に見えることはない。
byレオパルディ
(伊:1798-1837:詩人

 

・正義の尺度は声の多数ではない。
byシラー

 

・多くの人々は世界よりまず自分自身を救い、人類よりも自分自身を解放しなければならないのに、
世界を救うとか人類を解放するとか叫んで努力している人がいかに多いことであろう。
byゲルツェン(
露:1812-1876:文学者、哲学者

 

(24-07/11/12)

(国名略記:アメリカ→米:フランス→仏:ドイツ→独:イタリア→伊:カナダ→加、オランダ→:蘭、スペイン→西etc.)


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